6月が始まりました。
もう、1年の半分に到達したのかと思うと恐ろしくて震えます。
6月と言えば、やっぱり雨!
今年の梅雨は、平年より遅いと言われてますね。
流石に沖縄は梅雨入りしてますが、あとはほとんど6月15日以降になりそうとのこと。
梅雨が遅いと洪水が心配になります。
私が住んでいる場所でも去年は洪水で被害がたくさんありました。
年々、災害は増えていく一方。
全ては地球温暖化が原因ですよね...
雨は、少しならロマンティック、多すぎると恐怖の産物となりますね。
今日は、そんな雨をテーマにして「雨の日に観て!恐怖倍増の必見おすすめ映画6選」をお届けしたいと思いますよ!
- 霊媒師の妻とその夫が金のために誘拐時間を企てる!「雨の午後の降霊祭 」
- 自分が買った中古車は、事故車だった!「目撃者 闇の中の瞳」
- チェルノブイリ原発事故から着想を得た原作を実写化した「みえない雲」
- 家族のためと言いながら欲に囚われた男の顛末「雨月物語」
- 事故物件を紹介してくる悪質管理人の正体とは?「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人」
- いじめられっ子が生き霊となって復讐する!ルチオ・フルチの「怒霊界エニグマ」
霊媒師の妻とその夫が金のために誘拐時間を企てる!「雨の午後の降霊祭 」
隠れた名作だと思う。
日本ではこの映画のリメイク版「降霊 KOUREI」を黒沢清監督が製作している。
リメイク版も素晴らしく、きちんと新しい要素も織り込まれている。
劇中の幽霊は映画の中で最も本物らしいと言われているくらいだ。
こちらのオリジナル版ももちろん素晴らしい。
雨ばっかりのロンドン。
ジメジメした中で行われる降霊祭。
妻の言いなりで気弱な夫がずっと危うい。
子供を亡くした喪失感が狂わせた妻の異常な執念が、一番のホラーだ。
雨の音を聞きながら、観ると余計にゾクっとなるホラーサスペンス。
自分が買った中古車は、事故車だった!「目撃者 闇の中の瞳」
世の中には、知らなくていいことがたくさんある。
買った中古車の過去もそう...
気づいちゃったから、調べてしまう。
その好奇心を永遠に後悔する展開が、マジで衝撃的だった!
中国の映画ってたまにこういうことするよね〜。
油断してたから、何も構えていなくて...
観たことを後悔しましたよね。
完全にこれは中古車ホラー!
中古車の持ち主が死んでいたら、絶対にそれ以上のことは知ろうとしないでくださいw
チェルノブイリ原発事故から着想を得た原作を実写化した「みえない雲」
主演女優は、パウラ・カレンベルクはチェルノブイリ原発事故の時に胎児だったらしい。
その影響で見た目はでは全く分からないが、心臓に穴が空いていて片方の肺はない。
実際に、身近に原発事故の影響を受けた訳だから演技も凄まじくリアル。
青春恋愛物語路線ではあるけれど、それ以上に原発事故の恐ろしさが常にじっとりまとわりつく。
放射能入りの雨が降る!?ってなった瞬間、途方もない絶望に襲われた。
雨の日は、絶対に濡れてはいけない。
これを観ると、外に出るのさえ怖くなる。
日本で言うと、実際に福島第一原子力発電所において原子力事故があったから余計に怖い!
特に、若者には今のうちにきちんと観ておいてほしい作品。
家族のためと言いながら欲に囚われた男の顛末「雨月物語」
何かを得れば何かを失う。
時代がそうさせるのか、自分自身がそうしたのか。
これは、永遠のテーマですが...
雨が最も似合うモノクロの世界。
モノクロで見たはずなのに、脳内ではカラーで映像化される。
それくらい想像力を駆り立てる日本の名作でしょう。
京マチ子の妖艶さに惑わされない人はこの世にいるのでしょうか?
日本映画史上、最も切なく美しく...
じわじわと覆ってくる恐怖に浸るなら、やっぱり雨の日でなければいけないでしょう。
事故物件を紹介してくる悪質管理人の正体とは?「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人」
雨の日に物件探しに行く時点で、先行き不安なんですけどw
天気いい日に行くと、もっといい物件に出会いそうじゃないですか?
雨の日に行くと、やっぱりじとじとした感じの湿気が多そうな物件を紹介されるわけですよ。
最初から、管理人がクセ強いので分かりきった気になって見てましたが...
あら!?ってなる女の強さが最高ですね。
スペインホラーのいいところが存分に出てる作品!
男も女のパートナーになんでも頼ってたらいかん。
所詮、人間は一人なの。
守りたい人がいたら、性別関係なく守らなきゃね!
いじめられっ子が生き霊となって復讐する!ルチオ・フルチの「怒霊界エニグマ」
虫ホラーの中でも上位に入る!
カタツムリが大量発生するシーンが有名w
これ、観ると梅雨だなぁって思うね。
雨の日に、カタツムリを見つけると必ずこの映画を思い出す。
一匹なら可愛いが大量発生はキモすぎる!
イタリアンホラーの名匠ルチオ・フルチの低迷期(金のために量産に徹していたらしい)作品だが、私は結構好きw
確かに、病んでたんだろうなって感じるけども...
それも芸の肥やしになってるね!
カタツムリで窒息死って誰も思いつかないからw
天才なのは間違いない!
雨の日に、カタツムリ右手に楽しんでいただきたい作品ですw
以上、「雨の日に観て!恐怖倍増の必見おすすめ映画6選」でした!
雨の日、家から出たくない!でも、刺激が欲しい!と言う方はお家でこの映画たちをご覧ください(笑)
雨の音と、少しの暗がりが映画の恐怖を倍増してくれること間違いなしですよ!
来週も雨をテーマにしたセレクト集をお送りする予定です。
お楽しみに!
それでは、良い週末を〜。
バイバイぶ〜!