マイペース。
それは長所でもあり短所でもある。
仕事においてのマイペースは、仕事に支障をきたすことも多々。
私の相棒はそれである。
月末なのに、会社の行事と連休のせいで相棒の仕事は私よりも終わらないはずだ。
しかし、残業も休日出勤もする気がなさそう。
一体、どうするつもりなのか。
師匠に頼れば済むと思っているのか。
普通のOLってこんなものなのだろうか。
私にはわからない。
頼れる人には頼っておく。
そんなことがあっさりできる。
つらいときにはすぐにつらいと言える。
とてもうらやましい。
私には相棒がとっても得する人間に見える。
っていうかその女子力、私もほしい。
「怒霊界エニグマ」のように常に損する女子は、目に見えない努力をしているってことを忘れないでいただきたいですね。
解説....
「サンゲリア」などで知られるイタリアン・ホラーの巨匠ルチオ・フルチによるホラー。いじめられっ子で昏睡状態の娘の怨念が転校生に乗り移り、つぎつぎと残酷な復讐を成し遂げていく。
怒霊界ってなんぞや。
怒霊界はよくわからんけど、とにかく怒っとる。
いじめはいけないぞ。
いじめられたからといって、復讐もいけないけど。
怒りが引きずり込む悪夢。
あなたの知らないマニアックな嫌がらせが始まる。
地味っ子は、乗り移ることしかできない。
美人に主役をとられる始末。
それってかわいそすぎる。
どうせなら直接手を下させてあげればいいのに。
いじめっ子よりもルチオの方が意地悪。
やり方は.....いつも陰湿。
今回、エスカルゴ。
っていうとオシャレだけど、要はかたつむり。
梅雨の風物詩。
一匹だと風流。
大量だとただの気持ち悪い虫。
殻をとったら、なめくじと変わらないということを忘れてはいけない。
鼻にも口にも至るところに、でんでん むしむし かたつむり。
多分本物。
必死にかたつもりをかき集めるという涙ぐましい努力。
でも、いじめられっ子の大好物がエスカルゴだからって復讐の道具にしちゃうのはどうでしょう。
食べ物は粗末に扱っちゃいけないんだぞ。
じめじめしたら気を付けよう。
じっとりと恐怖が忍び寄る。
かたつむりは、一匹みつけたら百匹はいると思いましょう。
ちぶ~的イタリア女優魂怒5
たとえ仕事でもかたつむりまみれになるのは嫌だ。私だったらルチオにかたつむりを喰らわせるわ。