「古川琴音が初ホラー映画出演!めっちゃ向いてる!」
- ⭐️作品情報
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️古川琴音はホラー映画初出演!
- ⭐️この映画の幸福の意味は?※こっからネタバレ&考察
- ⭐️皆はどう解釈したかな?
- ⭐️実は清水崇が総合プロデュース!
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:Amazonプライム
みなに幸あれ(2023)
上映日:2024年01月19日
製作国:日本
上映時間:89分
監督 下津優太
脚本 角田ルミ
キャスト
古川琴音
松大航也
犬山良子
西田優史
吉村志保
橋本和雄
野瀬恵子
有福正志
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
昔、怖い思いをしたことで敬遠していた田舎にある祖父母の家に里帰りした看護学生。あるものを発見してしまい、今までの価値観が覆る!
⭐️古川琴音はホラー映画初出演!
意外にも古川琴音はホラー映画初出演で初主演!
ビジュアル的に絶対にホラーが似合うと踏んでいた!
やっぱり...
最高だったわ〜。
今後ももっと出てほしいなぁ。
個人的に彼女を認知したのは、「この恋あたためますか」からかな。
中国人の役だったんだけど、絶妙な訛り方で中国語も上手で本当に中国人かと思って調べたw
生粋の日本人でびっくり!
顔もちょっと日本人っていうよりは中国人っぽくて、個性的。
元々話し方や発音が日本人ぽくないので、語学堪能なんじゃないかと勝手に思っているw
調べたら舞台をやるために、英語の勉強もしていたらしい。
元々、語学のセンスがあると思う!
演技センスいいし...
マジで今後はハリウッド映画にも出るような大女優になるんじゃないかと思う。
⭐️この映画の幸福の意味は?※こっからネタバレ&考察
よく、「幸福は誰かの不幸の上に成り立っている」という。
それは、すべてのことにおいて言えることかもしれないが何事もバランスなので...
何かを一つを得ると何か一つを取りこぼすというか...
要は犠牲なくして得られるものはないってことなんでしょうけど。
これ、観た時に思ったのは本当にこの言葉をそのままホラー映画にしたんだなって思った。
映画の最後にタイトルが出るけど、観終わってから改めてタイトルを観ると面白い。
誰かが不幸だと嬉しい。
だって、それは自分が幸せを得たってことだから。
あのラストは全てを綺麗に回収できてたと思いますね。
⭐️皆はどう解釈したかな?
ホラー映画なので、はっきり理解できない部分もありますが...
私なりに、これは多分こういう意味だよっていうのをまとめてみました。
映画を観終わってから、モヤってしている人の参考になると嬉しいです!
・祖母の家にいた老人
これは分かりやすく誰かの不幸の象徴ですよね。
自分たちが幸せになるためには、一家に一人”不幸”を監禁して置かなければいけない。
だから、そもそも人間でもないのでしょう。
おばあちゃんが「人間に食われる豚は幸せだ」みたいなセリフがありましたが...
幸福と不幸は持ちつ持たれつな関係だよってことなのかなって思いました。
どちらかだけじゃ成立しない。
食物連鎖のような関係?みたいな。
個人的には、ずっとパンツ一丁だったので終始笑いたくなりましたw
ナイスキャラでしたね!
・田舎あるあるの味噌
私は田舎出身なのでよくわかるのですが、必ず自家製の味噌がありますw
ずっと受け継がれてきた味で、でっかいツボに入ってる。
美味しいというより、手作りの味って感じw
食卓のシーンで味噌が意味ありげに出てくるのですが...
これは...ちょっとキモいんですが老人がいる部屋に味噌タッパーがあったので...
多分、老人から抽出した何かが混ざってますよね。
幸せになるための要素を味噌に合わせてる...?
まさに合わせ味噌なんでしょうね!(上手くまとまったw)
・ばぁちゃん、どうした?
結構、謎が解けなかったのがばぁちゃんが妊娠する部分です。
終いには、出産しちゃいますw
正直、それは要らなかったというか...
本質からズレるような気もして最初は、蛇足だったかなと思いましたが...
なんか、これは今の社会に対しての反抗なのかなぁ。
高齢者が一番社会の恩恵を授かっていることに対しての皮肉?
若者は、少子化や女性の社会進出で子供を産まなくなっている。
だから、今一生懸命働いて年金を納めても自分たちが今の高齢者と同じ年齢になった時にはきっと年金は少ない!
分かりやすく例えると、それに対しての怒りなのか。
この映画は高齢者が活躍するので、全体的に皮肉のように見えましね。
・主人公が事実を知ったら
衝撃の事実をずっと知らなかった主人公が同級生に「サンタクロースも、まだ信じてるの?」とからかわれる。
それって世の中の現実をまだ知らないのか?っていう意味だったんでしょうね。
誰のことも不幸にせず、犠牲のない幸せは成り立たない。
厳しい現実を知らない主人公への皮肉。
一番怖いのは、それを知る前と知った後の彼女の変貌ぶりです。
あのラストの笑顔は、めっちゃ不気味だった!
そして、今の自分の幸せは誰かを不幸にしているのか?
と、ちょっと考えちゃいますね。
⭐️実は清水崇が総合プロデュース!
なんか、思っていたよりちゃんとしていたホラー映画だったんですが...
調べてみたら清水崇が総合プロデュースしてたw
しかも脚本家も「ミンナのウタ」の角田ルミだし。
この前観た「あのコはだぁれ?」より俄然面白かったんですけどw
清水崇は、監督より企画やプロデュースの方が向いてたりして...
いずれにしろこれからもホラー映画界を引っ張っていただきたい。
なんなら次は、古川琴音主演の清水崇監督ホラー映画を作ってもらいたい!
「輪廻」みたいな映画をまた観たいんですよね〜。
ということで、今日は終始ネタバレでお送りしました!
これは、ネタバレしないと記事書けなくて...
現在、アマプラで配信中なのでぜひご覧ください!
そして、観終わったらブログを読んで自分の考察と比べると楽しいかもです!
夏休みにじっくり鑑賞するには、ぴったりの作品でした。