考えたこともなかったけど、戦時中の手紙を届ける部隊があったんだ!アメリカ軍唯一の有色人種部隊って、どういうこと!?
Netflixでクリスマス前に配信が開始されたこの作品。
戦争の重たい話かと思いきや…
ストレートな人種差別に対する苦悩を描いた感動作品だった!
この時代、特に軍隊ではこんなに生きづらかった現実があったのかと胸が苦しくなった。
この功績を何十年も経ってから賞賛されるって…
どういう軍隊だったのかについても調べてみたので書いていきます。
- 「6888郵便大隊」の評価
- 「6888郵便大隊」あらすじ&概要
- 「6888郵便大隊」キャスト&登場人物
- 他キャスト
- 「6888郵便大隊」は本当に実在した!(※ネタバレかも?)
- 「6888郵便大隊」差別社会でプロフェッショナルに任務を遂行できた理由を考察!(ネタバレなし)
- 「6888郵便大隊」がクリスマス時期にもぴったりな感動作!
- 今日のまとめ:「6888郵便大隊」のホラーな学び
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「6888郵便大隊」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)です!!
・ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆
• 演技:⭐⭐⭐⭐⭐
・感動度:⭐⭐⭐⭐☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(3.8/5.0) レビュー数:73件
・IMDb⭐️(6.4/10)レビュー数:2300件
※現時点
黒人女性の強さを描いていて、人種や環境ではなく上司は人格によって信頼を得られるというコメントがあって「なるほど!」と思った。
特に、チャリティー・アダムズ大尉は賢く聡明な女性で女から観てもカッコよかった!
最後は感動したという意見も多かったですね。
「6888郵便大隊」あらすじ&概要
🎞️鑑賞媒体:Netflix
原題:The Six Triple Eight
製作:アメリカ 2024年
上映時間:127分
監督:タイラー・ペリー
脚本:タイラー・ペリー
映画の内容!
・そんな時、特命を受け戦場に届けられない手紙を配達するという6888郵便大隊の任務を受けることに!
\「6888郵便大隊」の予告編はこちら/
「6888郵便大隊」キャスト&登場人物
ケリー・ワシントン |役名:チャリティ・アダムス大尉
わぁ〜、めっちゃカッコよくて惚れたわ〜w
聡明ってこういう人のことを言うんでしょうね。
役柄もピッタリでハマり役!
自分の部下たちをきちんと尊敬し、愛のある厳しさで育成していく姿に感動しました。
私もこんな上司になりたいって思った。
天海祐希より憧れるかもw
マジでカッコよかったです!
エボニー・オブシディアン |役名:レナ・デリコット・キング
最初は、イライラしたけど…
本当は一番強い女性なのかもしれないと思った。
弱さの中に芯の強さを表現するのがすごく上手!
誰もが感情移入してしまう。
あの演技に心打たれない人はいないと思います!
他キャスト
- ミラウナ・ジャクソン |役名:ノエル・キャンベル大尉
- カイリー・ジェファーソン |役名:バーニス・ベイカー
- ディーン・ノリス |役名:ハルト将軍
- サム・ウォーターストン |役名:フランクリン・ルーズベルト
- オプラ・ウィンフリー |役名:メアリー・マクロード・ベスーン
- スーザン・サランドン |役名:エレノア・ルーズベルト
「6888郵便大隊」は本当に実在した!(※ネタバレかも?)
※史実を書いていますが、それがネタバレに触れると感じる人もいるのでご注意ください。
有色人種のみで構成され最初に派遣された唯一の部隊
〜創設背景〜
第二次世界大戦中、ヨーロッパでは軍人や民間人に宛てた膨大な量の郵便物が滞留していた。
その数は、なんと1700万件以上!
これを解決するために、アメリカ陸軍は女性のみで構成される郵便業務専門部隊を編成した。
〜特徴〜
有色人種女性のみで構成された、アメリカ陸軍で唯一の部隊だった!
約850名が所属し、映画でも描かれるように差別や偏見に苦しみながらも任務を遂行したらしいです。
〜主な任務〜
滞留していた膨大な郵便物を整理し、宛先に届ける作業を担当。
海外で活動し、通常半年以上かかる作業をわずか数ヶ月で完了させる!
〜困難と差別〜
当時のアメリカ軍内外で、性別や人種に基づく差別が根強く存在していた。
物資や待遇が他の部隊と比較して不十分だったものの、彼女たちはこれを乗り越え、任務を成功させたらしい…
凄すぎる!
やっと認められ、賞賛&評価された功績
本当に信じられないですが、この功績は約75年後の現在まで、歴史書から外され国家的な注目を浴びることもなく無視されてきたとNetflixの解説にありました。
2022年、アメリカ議会は6888郵便大隊に「議会黄金勲章(Congressional Gold Medal)」を授与。
この勲章は、アメリカで最高の市民栄誉の一つだとのこと。
彼女たちの物語は、現代になってやっと映画やドキュメンタリーで取り上げられ、広く知られるようになっているとか。
映画もその中の一つと言えますね!
6888郵便大隊の功績は、アメリカ軍における平等の促進や、人種・性別の壁を破る先駆けです。
遅いとは思いますし、腹も立ちますがやっと功績が認められたことは素直に嬉しいですね。
「6888郵便大隊」差別社会でプロフェッショナルに任務を遂行できた理由を考察!(ネタバレなし)
人種差別を言い訳にしない統率力が欲しい!
人種で差別をして、わざと劣悪な環境で仕事をさせたり嫌がらせをしたりする上官に終始苛立つ。
それが当たり前だった時代だとはいえ、観る側にしてみればとっても不快。
でも、チャリティ・アダムス大尉は決して刃向かったりしない。
それはある意味とても賢く、彼女がいかに優秀だったかが分かる。
最初から正論をいうことになんの意味も持たないことを知っているからだ。
時代は、社会は、そう簡単には変わらない。
そこに不満を持つよりも、自分たちが誰よりも優秀で軍隊にとって必要な存在になれるよう軍隊を統率していく方がずっと早い。
環境に不満を持ち、抗議することは時間の無駄だ。
「何かを変えたいなら、自分が変わったほうがずっと早い。」
これは、私の座右の銘でもあるw
チャリティ・アダムス大尉のやり方は、会社で生きる全ての社会人に響く処世術だと私は思う。
女性特有の視点が好きだった!
劣悪な環境は、女性だけで構成されている軍隊だからこその視点で整理されていく。
あれは、当時の男性にはなかなか思いつかないかもしれない。
男と女と決めつける気はないが、当時は女性が家庭の中でメインで家事業務を務めていたと思うので…
そこから、生まれた工夫もたくさんあったように思えた。
「6888郵便大隊」がクリスマス時期にもぴったりな感動作!
女性部隊がただ手紙を届けるだけなのに…
と、思っていたが戦時中に手紙を届けることがいかに大変かを改めて考えさせられた。
兵士の士気を高めただけではなく、残された家族たちにも大きな希望を与えたはず。
映画の中では、どのようにこの任務をこなしたかも描かれるが…
私は、任務のためにここまで徹底してたのか!と感嘆してしまった。
実話映画って、史実だけを淡々と描きがちだけど…
これは、それ以上に戦争で傷を負った人たちに対する慈悲溢れる物語になっていて素直に感動できた。
もし、自分の家族や愛する人が戦場に行ってしまったら…
日本人には人種差別も戦争も非現実に感じてしまうかもしれないけれど、彼女たちの功績を知ることは彼女たちを讃えることにつながると思うのでぜひ未見の人にもおすすめしたいなと思いました!
今日のまとめ:「6888郵便大隊」のホラーな学び
人種差別を時代のせいにしていいの?
この時代は、当たり前のように人種差別が横行していて人種差別をしていた人はきっと罪の意識がなかったでしょう。
でも、それって本当に時代だけのせいでしょうか?
赤信号も一緒に渡れば怖くない精神で、周囲の人たちの思想に寄りかかって生きることほど恐ろしいものはない。
正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると言える人でいたいです。
特に、私は会社で「仕事はできるけど評判が悪い上司」の下につくことになってしまったので…
この「6888郵便大隊」のチャリティ・アダムス大尉のように凛とした姿勢で挑んでいきたいと思いますよ!
Netflixで配信が始まったばかりなので、ぜひチェックしてみてください!
それではまた!
ちぶ〜でした!
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