『母親になれば母性が生まれるなんて絵空事。』
韓国で本当にあった怖い話。
実際に起きた虐待死事件を映画化。
調べたら、実際は姉妹が虐待されていて妹が義母に殺されたのに姉に自白を義母が強要したと...
恐ろしくて震える。
日本でも子供の虐待事件は増加傾向。
決して他人ごとではない。
裁判のシーンで「母親ってなんですか?」という問いかけが心にズシーンと残る。
結局、いつだって人間は自分勝手。
自分が一番大切。
隣で虐待されている子供がいると認識していても、面倒ごとに巻き込まれたくないと知らんぷり。
映画で見ていれば、なんてひどいんだ!傍観者だって同罪じゃないかと思うけど...
実際、自分がその隣人だったら本当に通報できるだろうか?
きっと傍観者も怖かったんだ。
映画みたいに誰かを一人でも助けることができたら、この世界はもっとマシになる。
主人公のような勇気を自分の子供じゃなくても、誰もが大人の責任として守ってあげなくてはならない。
法律もそうだ。
誰も助けられない法律なら意味がない。
自分の子供であっても虐待して死なせてしまったら、ただの殺人と一緒。
自分の子供だから何をしてもいいなんてありえない...
泣きすぎて頭が痛くなった。
それでも、こういう映画は見るべき作品だと言える。
誰かを虐待する前に、誰かを守ることをあきらめる前に...
ちぶ~的虐待度5
あの母親はまるで悪魔。人間という名の悪魔が一番恐ろしい。そして、法律がまだ追いついていないことが何よりも腹立たしい。
本日紹介した映画は...
幼い依頼人 (2019)
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