『母性皆無の私でも、この"母性"には泣いてしまう!』
アメリカ映画にはよくあるベビーシッター系サスペンス。
韓国だと全然違う作品になるのだから不思議。
優秀なベビーシッターが突然自分の娘と失踪...
完全に信頼していた女から奪われた幸福。
それと同時に明らかになっていく中国人ベビーシッターのハンメ(コン・ヒョジン)の過去。
こりゃ、ヤラれた...
韓国、やはり...
恐るべし!!
自分の仕事のため、小さなわが子をベビーシッターに預けて子育てを放棄気味の母親。
だから主人公なのに、この母親には全く共感できなかった。
ハンメの行動があんな風に展開しても同情せずにはいられなくなったのだ。
むしろ、私はハンメに子育てさせた方が子供にとっては幸せじゃないかと思ってしまうほど。
二人の母親の母性と母性の戦い。
言うまでもなく、愛情が深いのはどちらなのかは一目瞭然。
それでも、血の繋がりっていつも優先される。
愛情を計れる測りがあれば、この世から虐待もなくなるのになって思ったり...
とにかく、最後までハンメの愛に涙が止まりませんでした。
ちぶ~的母ちゃん度5
女の幸せってなんですか?母としての幸せってなんですか?子供がいない私でもこれはかなりズシンときましたね。
本日紹介した映画は...
女は冷たい嘘をつく (2016)
MISSING