☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆
ちょっと個性的な養子を引き取り育てていたが、自分達に子供ができたことで家族が崩壊していく…
『呪いでも、子供のせいでもない。』
子供ホラーでよくあるネタ。
養子を迎えたら、実子が生まれて養子が家族を破滅させるみたいな。
でも、思わせぶりなネタは散りばめられてるけど結局は全部自分勝手な大人のせい。
アカシアの木の呪い風に描くけど、木も悪くない。
本当の怖さは大人の本性にあるってことなんでしょうね。
韓国映画特有の不気味さ、エグさがある。
あんなに優しかった旦那があんな風になるってのも怖すぎるし。
でも、きっと隠してただけであれが本性なんでしょうね。
抑圧されていた理性が、子供をきっかけに爆発した。
ただ、それだけ。
結局、養子を引き取ったのもただの偽善というか…
本当は実子が欲しかった訳で、他人の子には興味ないってことですよ。
そんな大人達に囲まれてしまった子供が本当に可哀想だった。
母親のあの母性は、本当に母性なのかも疑わしいし。
いつも思うけど…
子供の親になるってそんなに簡単な事じゃない。
子供は、アクセサリーじゃないんだから。
自分勝手な行動に呆れるばかりですよ。
途中、差し込まれる真っ赤に染められた部屋は子供の心の中を表現しているようでどこか物悲しい。
ただ、愛されたいだけなのに…
こういう思想を持った親が子供を虐待するんでしょうね。
そう考えれば、ある意味この映画は現代に警鐘を鳴らしてくれているのだと思いますね。
本日紹介した映画は、こちらでした↓