『アガサ・クリスティにユーモアを足した感じ!?』
豪華キャストのミステリーっていつも肩透かし。
やたら長いし、個性が強すぎて犯人より気になることが多い。
これもそうだけど...
明らかにミステリーでは不利な"嘘をつくと吐いてしまう"能力でここまで盛り上がることができたのは、脚本がよく出来ていたからなのかもしれない。
ただ、もっと悩ませてほしかったけどね。
『007』シリーズなどのダニエル・クレイグが変な名探偵。
でも、どうみてもイケおじなので、セクシーさがダダモレ。
容疑者と恋仲になるのではないかと最後まで疑った。
クリス・エヴァンスやジェイミー・リー・カーーティス、トニー・コレット等々濃いメンツばかりで胸やけ(笑)
ヒロイン的存在のアナ・デ・アルマスは、キャラとピッタリと言った感じで最後まで癒された。
自殺かと思われた世界的ミステリー作家の殺人事件。
死んでいるのはミステリー作家だけど、まるで名探偵とミステリー作家の攻防を見ているよう。
そこがこの作品の見どころかも。
事件は、見る角度が違えば全く違う結果が見えてくる。
だって、結局はすべて人間の業がもたらしたもの。
ただの上辺だけ見たって真実は見つからないってことですよね。
続編ありそうなタイトルですが...
あるかなぁ(笑)
ちぶ~的名探偵度5
私は意外と本性を見抜くのが早いと思う。というか人間観察が好き(笑)
本日紹介した映画は...
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 (2019)
KNIVES OUT
- 監督 ライアン・ジョンソン
- あらすじは...
- 85歳の誕生日を迎えた世界的ミステリー作家のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、その翌日に遺体で見つかる。名探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は、匿名の依頼を受けて刑事と一緒に屋敷に出向く。ブランは殺人ではないかと考え、騒然とする家族を尻目に捜査を始める。
- (Yahoo!映画より引用)