最近、コンビニで得体のしれない肉まん売ってますよね。
この前は、ジバニャンの肉まんが売っていてびっくらこきました。
あの着色料は毒ではないでしょうか。
まぁ、「八仙飯店之人肉饅頭」の料理よりは無害なのは間違いありません。
皆様、ご存知の実際にマカオで発生した猟奇殺人事件を基に描いたスプラッターホラーです。
若かりし頃に見たはずなのですが、まったく記憶がないので再鑑賞。
当時は、怖いもの見たさで見たんだと思うんですが。
これは、殺害した人肉を店に出していたことや殺人描写よりもこの事件の犯人と警察との攻防が一番怖い映画でした。
もう、アンソニー・ウォンのでっかい目ん玉がイッちゃってるんですよ。
本当に演技なの?って思うくらいにイカれている。
今でもこの映画がカルト的人気を誇っているのは、彼の演技だとは思えない名演のおかげでしょう。
よくこんな映画作れたなって思うくらいの残酷さ。
子供とか女性も容赦ない。
だからなのか、全体的にコメディチックに話が展開する。(アンソニー以外の部分)
そこが今見ると妙に気持ち悪い。
全然笑えないし。
そして、本当に描きたかったのは犯人の残虐性よりも当時の警察のやり方ではないだろうか。
自供を取るためにとんでもない尋問をする。
ただ暴力をふるうだけではない。
見ているだけでこっちがゲンナリした。
私は警察のほうがずっと残酷に見えてきたのである
犯人が自殺を図りたくなるくらいの仕打ちだったからだ。
まぁ、本当に悪いのは犯人なのには違いないんですけど。
どっちもどっちに見える攻防戦がずっと流れていくのを見るのはつらかった。
あまりにも有名すぎるこの実際にあった殺人事件。
物語と同様、実際の事件もどこかミステリアスのまま終わっている。
そこがまた後味を悪くするのですよね....
ちぶ~的残酷度5
慣れ切っている私には普通だったけれど、慣れない人には超危険なスプラッタ。ごはん食べてから見ましょう。