『強烈すぎる!お食事のお誘い!』
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:ゲオ宅配レンタル
ラビナス(1999)
RAVENOUS
製作国:アメリカ
監督 アントニア・バード
脚本 テッド・グリフィン
キャスト
ガイ・ピアース
ロバート・カーライル
デヴィッド・アークエット
ジェレミー・デイヴィス
ジェフリー・ジョーンズ
ジョン・スペンサー
スティーヴン・スピネラ
ビル・ブロークトラップ
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽🐽4ブヒ(セレブちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
戦争から生還した男が山奥の雪山に左遷される。ある日、遭難した男に遭遇して…
⭐️テーマはカニバリズム!
実は未見だった作品。
インスタで皆さんに私に描いて欲しい映画を募集したところ、リクエストがあって観てみた!
なぜ、このテーマだったのに私は未見だったのか分からない(笑)
タイトルからだと確かに気付けない。
まさか、カニバリズムを描いた作品とは思わなかった。
私の中で有名なカニバリズム映画は、3つくらいあるんですが。
一つ目は『八仙飯店之人肉饅頭』。
ホラー映画にすでに慣れきっていた頃に観たにも関わらず強烈な印象が残った。
香港映画の妙なリアリティとか、汚い感じが無理!と思いながらも主演のアンソニー・ウォンの異常な目つきにヤラれましたね。
まぁ、あれは喰うというより喰わせるけども…
二つ目は『羊たちの沈黙』。
ホラーというよりスリラーだけど最高に怖いですよね!
モロに出さない食欲がオシャレ。
知的な狂気…
当時は震えましたよ。
最近だと、やっぱり『RAW 少女のめざめ』かなと思います。
青春とか思春期とかを織り交ぜて、しかも少女を!
っていうのがちょっと新鮮でしたねぇ。
今までのカニバリズム映画と比較してもこの「ラビナス」は、ちょっと異質かも。
ガッツリエンタメ要素もあって、途中クスッとなるくらい濃厚(笑)
確かにグロいとこもあるかもしれないけど、私の中では結構明るいカニバリズムでしたね!
⭐️実際に起きた二つの事件がモチーフ!
どうやら、実際に起きた「ドナー隊事件」と「アルフレッド・パッカー事件」がモチーフらしい!
両方、似たような事件だが...
・ドナー隊(遭難)事件
ドナー隊事件は、1846年から1847年にかけて、アメリカ西部を横断中の一団が遭難し、極端な寒さや飢餓に直面し人肉食に及んだ時間。この一団は、カリフォルニアへの移住を目指していたが、途中で遭難。食料不足によって極限の状況に追い込まれる。やむなく隊員たちは互いに食料を分け合い、生き延びようと時には死体を食べて忍んだらしい。この遭難事件は、人々が過酷な状況下でどのように行動することになるかを象徴した事件となったそう。
・アルフレッド・パッカー事件
1873年から1874年にかけてにアメリカで発生した強盗殺人・人食事件。アルフレッド・パッカーは、金を求めてロッキー山脈に向かった一団の一員だったが、その一行が行方不明になり、後にパッカーだけが生還。しかし、後にパッカーは同行者を殺害し、遺体を食べたと告白。この事件はアメリカの歴史における有名な殺人・人食い事件の一つとして知られている。
まさに「真実は小説より奇なり」モチーフにした事件が映画より強烈で参りますねw w
⭐️カルト映画と言われる理由
なんか私は理解できるんですよ、カルト化した理由。
だって、私は好きだものw w
正直、中身よりエンタメ重視の構成。
急にめっちゃ明るい音楽がかかるのは...
あれみたいだなぁと思った!
あれ!「2000人の狂人/マニアック2000」だ!
ちょっと意識してたんだろうか?
あまりにも濃すぎるメンツと真剣に人食のお誘いをする当たり...
笑わせようとしているような気もした(笑)
とにかく終始楽しいんですよ!
そこがホラーマニアックの人に好かれる理由かもね。
⭐️私はBLの風を感じた!
結局、あの二人ってものすごい惹かれてたのでは?
と、思う。
血の匂いは、同類を見分けるのかもね。
濃い男子二人がわちゃわちゃイチャイチャしているのを、ただ魅せられただけのような気もするし。
おっさん二人の不必要な色気も悪くなかった。
今までなぜ見ていなかったのか不思議ですが、オススメして頂いたおかげでまた良き映画を見れました。
感謝です!