『思春期の"めざめ"は人それぞれらしい。』
かなり話題になった人肉系ホラー。
相当グロいのかと期待したが、そこまでではない。
ただ、私は一番グロいシーンでパスタを食べてしまった(笑)
さすがに気持ち悪くなってしまったけど...
モロ青春映画。
子供でも大人でもない女の子の"めざめ"。
ホラー調だけど、テーマは意外と深いんだと思う。
主演のギャランス・マリリエの変貌ぶりには感心してしまった。
極端なベジタリアンから肉食系へと変わっていく様は、気持ちいいくらい別人にしか見えない。
思春期によくある自分は何者なのかという葛藤。
親に反抗したり、無茶なことをしてハメを外したり。
思春期あるあるを乗り越えて、皆大人になる。
方法は違えど、本来の自分を知るという意味では結局一緒の行為なんだと思う。
人間の欲求は様々だけど...
「食べちゃいたいくらい愛してる!」って究極の愛の表現なのかもしんない。
そう考えたら、これは愛と犠牲の物語だったのかなと。
愛はどんな犠牲が伴っても、失うことはない絶対的産物だ。
ただ、こんなことになるならばガンガン肉(もちろん食べれる動物のお肉)を食らってた方がいい。
欲求をためない工夫ってのも生きる上で大事な事ですよね。
ちぶ~的美食家度5
狙う獲物には納得してしまった(笑)確かに自分でもあのチョイスにはなると思うわ~。
本日紹介した映画は...
RAW 少女のめざめ (2016)
GRAVE/RAW