『生き方にも死に方にも正解はない。』
アメリカの田舎はこんなにも閉鎖的で差別的なのかと驚いた。
しかもこれが現代設定なことにも違和感を抱く。
だけど主演のフランシス・マクドーマンドの演技がとにかく素晴らしい!
俳優たちのせいで、この作品の違和感は吹っ飛んでしまう。
それくらいのパワーだった。
人間は生きていればいつかは死ぬ。
生まれ方は一緒でも生き方や死に方は人それぞれ。
無残に殺される人もいれば、自ら死を望む人もいる。
たとえ、それが過ちだったとしてもその定めは誰にも変えられない。
人生とは、無情なものだ。
時間は時として人を殺していく。
この作品は、そんな人間のどうしようもない運命を描いていたようにも見えた。
人生には正解も不正解もない。
それって果てしなく続く、終わりのない砂漠にいるよう。
だからなのか、見終わったら妙にのどが渇いてしまいました...
要するに、私は
本日紹介した映画は...
スリー・ビルボード (2017)
THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI
- 監督 マーティン・マクドナー
- あらすじは...
- ミズーリ州の田舎町。7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。
(Yahoo!映画より引用)