『保菌者が悪魔だった場合…』
久々の胸糞悪映画。
監督と主演は『八仙飯店之人肉饅頭』のハーマン・ヤウとアンソニー・ウォンという黄金コンビ。
そりゃ悪趣味映画に決まっておる。
分かってて見ましたよ〜。
だけど、本当に気分悪くなるわ…
そして、このコロナ禍で見るとより一層気持ち悪くなりまっせ。
クソ人間のカイ(アンソニー・ウォン)はエボラに感染するが、本人は免疫があって感染せず保菌者となって感染を広めていくという悪魔的展開!
とにかく汚ぇ。
今回は饅頭じゃなくて人肉ハンバーガーにしてしまうところもエグイです…
もう、目を覆いたくなるような感染を広める行為にキリキリします。
これ、絶対今だったら流通できない映画ですよ…
でも、悪意しかない人間が保菌者になってしまうと起こり得るわけですよ。
そこが本当に怖い。
自分が良ければそれでいいみたいな感覚ってコロナ禍で今の若者にもあると思うんですよね。
感染してないと思うし、分からないから自分は関係ないみたいなふざけた無責任感情のせいで年寄りは死んでいるんですよ。
そんな馬鹿者に見てほしい作品ではありますね。
当時は、この映画がただのホラー映画のように扱われ非現実的だったと思う。
だけど、今はこれが現実に近いかもしれないという恐ろしさ。
無意識の悪意が一番怖い。
感染拡大防止策の一つに、無責任な若者にこの映画を見せるというのも一つの施策として盛り込んでほしいです(笑)
ちぶ〜的感染度5
すでにこの映画が教えてくれていたよ、感染の本当の恐ろしさを…
本日紹介した映画は…
エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス (1996)
伊波拉病毒/EBOLA SYNDROME
- 監督 ハーマン・ヤオ
- あらすじは…
- エボラ・ウィルスに感染した男が香港をパニックに陥れるパニック・ホラー。香港マフィアのカイはボスの女房を寝取った事からリンチに会うが、逆上の末ボスを殺しアフリカ某国へ逃亡する。それから数十年後、小さな中華料理屋で職に就いていたカイは、ある日店主と共に安く豚を買えるという村落に赴くが、そこはいたるところに死者が横たわる死の村だった。
- (yahoo!映画より引用)