ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「ネイムレス 無名恐怖」

 
『名前って大切よ。』
 
このタイトルの無名恐怖の意味がよくわからんかった。
 
確かに名前って無いと困る。
 
悪魔祓いの時だって、悪魔の名前を知らないといけないしね。
 
タイトルのせいで、なんか勘違いしちゃった。
 
名前がない恐怖みたいなホラーかと思ってたら全然違った。
 
ネイムレスって宗教団体の名前だった。
 
カルト教団の意味不明な不気味さはよかったけれど…
 
ちょっと物足りなかったな〜。
 
 
まず、殺された娘の遺体の造形がグロテスク!
 
あそこにめちゃくちゃ力を入れている感じがしたけれども、焦点はそこではなかった(笑)
 
娘を殺された母親のトラウマとか辛い過去から派生していく恐怖は良かったと思う。
 
でも、なんだか全体的に静かすぎて地味。
 
暗い雰囲気は悪くないものの、あやふやに進みすぎてラストでああなるのならもっと盛り上げてほしかったな。
 
 
古めかしさが丁度良くて、内容と映像は嫌いじゃない。
 
本当にこういう事件ってありそう。
 
リアリティをもっと追求していたら、結構鋭い恐怖に仕上がったと思う。
 
日本にもオウム真理教があったから、どこか他人事には思えませんでした。
 
いつの時代もどこの国でもこういう宗教団体って存在してしまうのかと思うと、ゾッとしますよね。
 
 
 
ちぶ〜的名前を教えて!度3くるくるくるくるくるくる​​​​​​​
名無しって団体名をつけたのは、深い意味があるのかただ単に面倒臭かっただけなのか…どちらかというと後者な気がしますね(笑)
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本日紹介した映画は…

 

ネイムレス 無名恐怖 (1999)

THE NAMELESS/LOS SIN NOMBRE 

監督 ジャウマ・バラゲロ
あらすじは…
出版社に勤めるクラウディアは5年前、何者かに最愛の娘を誘拐されたうえ、識別できないほど変わり果てた姿で殺されてしまった。以来、心の傷を抱えながらも必死で立ち直ろうとしているクラウディアのもとに、ある日「ママ、あたしよ。生きてるの。お願い、助けに来て」という電話が入る。にわかには信じられないクラウディアだったが、それでも一縷の希望を胸に、当時事件を担当した元刑事マセラの助けを借り、娘の救出に乗り出す。調べが進むうち、やがて“ネイムレス”というナチスとオカルトの流れを汲むカルト教団の存在に行き当たる。
 
yahoo!映画より引用)