『変態の極み。』
TSUTAYAの発掘良品コーナーで見つけた60年代のサスペンスアクション。
死体にはキスマーク。
被害者は皆、中年女性。
犯人は、変装好き。
分かりやすく変態要素が詰まった犯人と刑事の攻防。
猟奇的な心理描写よりも、犯人の器用さに感心してしまった。
大体、猟奇的殺人の犯人ってマザコンですね。
お母さんを追い求めて、殺人を犯すってありがちパターン。
マザコンって怖い。
母親を大切にできるっていうのはいいことなんですけど...
それが行き過ぎると、ただの気持ち悪い人ですからね。
恋人がお母さんみたいな人って、女性と交際も難しいのかも...
その固執が殺人欲求を駆り立てるのだとしたら、子育ても愛情の注ぎ方に注意しないと危険ってことですよね。
でも、実は主人公の刑事もマザコン。
だけど、正反対ってのも面白かった。
追いかけっこは、結構迫力があって目が離せなくなりましたし。
今見ると、ちょっと古臭いけれど60年代の雰囲気を充分に楽しめる良作でしたね。
ちぶ~的キス度5
わざわざ印を残すあたりがお洒落ね。
本日紹介した映画は...
殺しの接吻 (1968)
NO WAY TO TREAT A LADY
- 監督 ジャック・スマイト
- あらすじは...
- ニューヨークで、中年女性が次々と殺されるという事件が起こった。被害者はいずれも、額にキスの跡がついていた。捜査員は、これを変質者の仕業と見て罠を仕掛けるが……。殺人鬼と戦う刑事の活躍を描いたアクション。
- (Yahoo!映画より引用)