ホラー映画さえあれば!

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「ナイチンゲール」


アボリジニ流、リベンジ術!!』

 

なぜ、レイプリベンジ映画って売れるんだろう。

 

ここまで露骨なレイプリベンジ映画はつらい...

 

観なきゃよかったと思いつつ、アボリジニ流の復讐術に魅了された。

 

暴行シーンをもっとカットしてほしかったけど。

 

あと、このジャンルを好む人をものすごく気持ち悪く感じるのは私だけだろうか...

 

 

最初は痛々しくて同情していたけれど、主人公のクレア(アシュリン・フランチオージ)が終始ブチギレでアドレナリン放出すぎて笑っちまった。

 

まともに会話すらできない。

 

あのテンションが気になりすぎて、感情移入を妨げられた。

 

後半はいきなり元気なくなるし(笑)

 

情緒不安定になるのはしょうがないかもしれないけど、ちょっと極端すぎたな...

 

むしろ、主人公は不幸な女を助けるアボリジニ青年ビリー(ベイカリ・ガナンバー)だったのかもしれない。

 

今まで見たことのない復讐術だった。

 

当時の人種差別社会をバックに黒人の苦悩や人間の存在意義について考えさせられた。

 

多分、本当に描きたかったのは復讐劇ではなくそこだったんだろう。

 

殺られたから殺す!という強い憎しみの果て。

 

でも、やり返したところで失った幸せが戻ることはない。

 

あのラストの哀愁は、どうしようもない世界への痛烈な批判を込めているようでした。

 


ちぶ~的ナイチンゲール度2薬薬

なぜ、このタイトル?全然ナイチンゲール感、なかったけどなぁ。

本日紹介した映画は...

 

ナイチンゲール (2018)

THE NIGHTINGALE

監督 ジェニファー・ケント
あらすじは...
19世紀のオーストラリア。アイルランド人の若い女囚クレア(アシュリン・フランチオージ)は、英国軍の将校たちから暴行を受けた上に、夫と子供を殺されてしまう。復讐(ふくしゅう)を決意した彼女は、逃亡した将校らを追うために、植民政策により虐げられている先住民アボリジニの青年ビリー(ベイカリ・ガナンバー)に道案内を依頼する。理不尽に全てを奪われた二人はタスマニアの過酷な森をさまよい、加害者たちを追い詰める。
 
(Yahoo!映画より引用)