『母性は、超能力以上。』
狂った母親を演じさせたらピカイチのノオミ・ラパス主演のスリラー。
ナイスキャスティングと素晴らしい脚本。
最後までグイグイ引き込まれて、号泣。
娘を亡くした母親と、自分の娘をストーキングされ守ろうと必死になる母親。
対照的に見える二人の母親の対決と、それぞれの夫。
これは唸る面白さ!
母、強しってこのことですね。
娘を亡くしたことで精神不安定なリジー(ノオミ・ラパス)が、ある日娘に似た少女を見つけたことから始まる。
もう、ハラハラして見てられない。
リジーを信じてくれる人は誰もいない。
それでも、娘を必死に追いかける。
あの絶対的自信こそが母性の極みなのか。
父親にはない、母親特有の能力ってあるのかもしれない。
やっぱり、子供を産むのは母親だから。
結末は予想外の方向へ向かっていくが、そこが物語の核ではないと私は思う。
誰よりも、子供をただただ無償の愛で思いやる母の物語だ。
劇中に出てくるリジー(ノオミ・ラパス)が、少女に話す"天使の跡"の話が素敵だった。
子供はみんなに愛されるために生まれてきた。
そんな愛情溢れたメッセージがある気がして、とても感動してしまった。
当たり前のことだけど、大切な命を授けてもらったからこそ今の自分が存在するということは大人になっても忘れてはいけないことですよね。
ちぶ~的名女優度5
ノオミさん、美人ではないけれど素晴らしい幸薄演技!キラキラ母のイヴォンヌ・ストラホフスキーも本当にキャラピッタリだった!
本日紹介した映画は...
アンストッパブル (2019)
ANGEL OF MINE