どうしたもんだろう。
やっぱり類は友を呼ぶらしい。
私が仲が良くなる同性の友達は、男に媚びないタイプだ。
故に同性からの支持率が高い人が多い。
話をしていても実に気持ちがいい。
偽善のかけらもなくじめじめもしない。
だけど、たまにはザ・女子みたいな子と親しくなって見習わなければと思う。
男性にモテる女性はとても賢い。
そして、生きていく上で必須な徳で得をする。
ま、その分同性には陰口をたたかれ好かれることはない。
何事も犠牲が必要なのだ。
なんとかその中間をいただけないだろうか。
と、最近親しくなったキレまくりの美人ちゃんを眺めながら贅沢なことを思った。
「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」は、ふんだんに使いまくった贅沢なエログロ....
贅沢というかゼイゼイしたけども....
ブロガーさんからの挑戦状。
いや、オススメだったのかしら。
受けて立ちました。
だって、気になるから。
日本映画史上、きっとこんなエログロ映画はない。
......と、信じたい。
徹底した鬼畜・拷問・残酷描写のオンパレード。
「セルビアン・フィルム」、「スペイン一家監禁事件」 、「ムカデ人間2」等々....
絶対に見てはいけなかった映画に果敢に挑戦してきた私。
「セルビアン・フィルム」では1か月くらいラブシーンを見るだけでも吐き気を催すという後遺症に悩まされた。
「スペイン一家監禁事件」は、見ている途中でこちらまで呼吸困難気味になり何度も一時停止をしながら必死に見た。
「ムカデ人間2」では、あまりの汚さに食欲が失せてものずごい手を洗うようになった。
それを乗り越えたから今がある。
絶対にお勧めできない最低・最恐映画。
これが日本にあるという、大きな声では言えない偉大さがここにある。
どうしてだろう。
どこまでも突っ走っていくエログロ。
そこまでやるかのオンパレード。
徹底に徹底を重ね、容赦などしない。
それなのに、後にはあまり残らない。
多分、あまりにも完全にエログロなので突き抜けてしまうのだ。
あぁ、そうかよ。
と、どこか感情と離して見れる。
いや、慣れたせいでそうなっただけなのかもしれないが。
「セルビアン・フィルム」 の方が不快と傷跡がずっと深かった。
これは、早く忘れられそうな感じ。
というか脳細胞が記憶するのを拒否する感じ。
それくらいの衝撃がある。
冒頭のテロップの言葉に妙な説得力がある。
人間は弱肉強食。
形は変われど、どの時代にも未だ残虐さは残っているということ。
この悪趣味映画は、ただ拷問シーンを映すだけではない。
見せつけることに意味があるようにすら思う。
使われる効果音は、どこか陽気で気味が悪い。
そして、人間の愚かな行いをふざけながら映し出していく。
だから怖い。
残酷なだけではない人間の怖ろしさが刻まれているから。
今では絶対に作ることすらできないだろう。
だからこそ貴重な一本。
と、真面目に語るのもいかがなものか。
「セルビアン・フィルム」、「スペイン一家監禁事件」 、「ムカデ人間2」の3本を見れた人なら見れるのではないだろうか。
が、個人的には全部見てほしくはない。
こんな耐性、今後何にも役に立たない。
それでも毎度挑戦してしまうのは、どこまでも人間の恐ろしさを覗いてしまいたくなる本能があるからなんだろうか。
ちぶ~的バカ殿度5
おいおい。こんな奴が殿って...とあきれるくらいのド変態鬼畜クソ野郎...演じた汐路章さん...ここまでできるなんて....いう間でもなく名優です。