「誰かの本気は誰かを本気にさせる。」
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
鑑賞媒体:Netflix
生田斗真 挑む(2022)
製作国:日本
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
高校時代からの親友、尾上松也と一緒に新作歌舞伎に挑戦した生田斗真に迫る。
⭐️歌舞伎は詳しくないけれど...
なぜ、これを見たかというと...
最近、歌舞伎を鑑賞して全然分からなかったけど...
伝統芸能の美しさというか強さに惹かれたから。
中村七之助の魂の演技!
根性で乗り切った一人二役の彼の姿は私の中で強烈な印象を残した。
初心者すぎて何も分からないので、歌舞伎について勉強したくてNetflixで探したらコレが出てきた。
歌舞伎は、そもそも途中から始められるようなものじゃないと思っていた。
しかも、元ジャニーズの生田斗真が歌舞伎に挑戦していたこと自体知らなかったので衝撃!
まさに「挑む」ということだったんですよね。
⭐️生田斗真という男
私の中の生田斗真は、「天才てれびくん」の男の子から始まっている。
当時から、少し他の人とは違う雰囲気があって好きだった。
すぐデビューすると思っていたら、結局デビューしなくて...
そのうち、それも気にならないくらい俳優と化していった。
特に大好きだったのは、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の中津秀一役!
2枚目よりも3枚目が似合っていて、めっちゃ笑えるんだけど時々急にカッコ良く見えたりして...
私は小栗旬より彼の方がカッコ良く見えてたなぁ。
キャリア的にも多分、このドラマがきっかけで俳優路線が強くなったと思う。
ドラマだけじゃなくて映画や舞台...
と、活躍の場が広がっていくとジャニーズであること自体に私は意味を感じなかった。
それは本人もそうだったから退所したんだろうけど。
デビューをしないという選択肢を歩んだ人達の中でも、ズバ抜けて実力がある人だと思う。
⭐️挑戦から見えた本性
やっぱりドキュメンタリーの中でも触れていたけど、デビュー出来なかったことが彼の人生の中でも大きな挫折と転機になったんだろうな。
結果的には良かったんだろうけど、周囲の人間と違う道を行くって言うのはなかなかの勇気がいる。
自分を模索していく中で、彼が活躍できる舞台があったことは本当に救いだったんだろう。
だからこそ、歌舞伎に対する想いも中途半端じゃないという事がビンビン伝わってきた!
中村七之助も言っていたが、本当に初心者はたった一人!
自分以外は全員歌舞伎役者。
その中に歌舞伎素人がいきなり飛び込む...
そんな勇気がある俳優は数少ないでしょう。
絶対に怖かっただろうし、限界があるということは知っていたはず。
それでもやる!
その挑むという気持ちは、これから先の自分の芸事をいかにもっともっと広げていけるか?
まだまだ俺は終わっていない!
という意地もあったんじゃないかと思った。
⭐️誰かの本気は...
歌舞伎のシーンがいくつか見られる。
本物をもちろん見たいけどw w
ドキュメンタリーの中に出てくるシーンだけでも迫力満点なので見てほしい。
決して完璧ではない。
贔屓目もある。
だって初心者があそこまでできるってこと自体が凄過ぎるから。
技術のことだけじゃない。
彼の魂から湧き上がって出てきた本気。
あの目つき。
怖いと言っていたけれど...
堂々と向き合う姿勢が演技にも出ていたと思う。
誰かの本気を見るってイイ。
不覚にも揺さぶられたよ...
何かに夢中になること。
本気になることってこんなにもカッコいいんだって!
生田斗真熱は10年以上前に覚めていたけれど、再燃しそうっw
それくらい、熱いドキュメンタリーだった!
そうそう、小栗旬も友達として出てくるからw w
中村七之助も。
歌舞伎と合わせて見てみるのもオツかもしれませんね。