年末は大掃除をしました。
一度始めると止まらない。
なんだかんだで着ないのにもったいなくて捨てれなかった服。
なんとなく残しておいたものたち。
全部、捨てました。
新しい年を迎えるために。
ゴミ袋2個分。
何かを始めるにはゼロからがいいですね。
でも。
年明けに出かけようと身支度をしてまして。
化粧をしようとしたら.....
あれ?
シャネルのアイシャドウがない!
新年早々パニック。
ケチして何年も愛用していたので、そろそろ買い替え時だったのですけど。
高級品をなくしたときの空しさったらない。
これも始めるための犠牲だったのでしょうか......
「2001年宇宙の旅」のように果てしないんですね、宇宙ってのは。
そう考えると、私の犠牲はミジンコのようなもんです。
解説は....
アーサー・C・クラークの原作を基に、S・キューブリックが映像化したSF映画の金字塔。人類の夜明けから月面そして木星への旅を通し、謎の黒石板“モノリス”と知的生命体の接触を、クラシックをBGMに色褪せることのない壮観かつ哲学的な映像で描いていく。
「時計仕掛けのオレンジ」で自己陶酔な作風が鼻についた。
もちろん巨匠である。
キューブリックしか創れない世界。
しかし、「2001年宇宙の旅」もどうだろう。
やはりどこか自分に酔いしれてはいないだろうか。
これが哲学的とか幻想的とかみんなは言う。
それともそう言わないといけないような”傑作”だからなんでしょうか。
私は、言います。
分かるけど、退屈だったと。
冒頭の2分くらい、真っ暗な画面に音楽。
私、あまりにも長いんでPCが壊れたのかと思って何回も入れ直しましたよ。
さすがに気づいたんですけどね、序章だったことに。
もう、色々長い。
あの音楽がかかる前に、まず一回寝ちゃいますでしょ。
映画は誕生かもしんないけど、私は死んでますよ。
誕生を示すゴリラも。
あんなに必要でしょうか。
私、そんなにゴリラに興味ないんですけど。
まるで、ゴリラの生態番組みたいで。
でもSFのところは一品です。
好きなんですよ、得体の知れない鉄のかたまりとか。
コンピューターの支配を感じさせる展開。
だけど、遠回しすぎる。
宇宙の映像だって壮大で美しい。
60年代の映画だなんて信じられないくらいのクオリティ。
SF映画の原点を感じさせる。
無限大、なにもかもが。
世界も、人も、解釈も....
しかし、ラストにいくまでに相当な”宇宙”を見なければならないのが苦痛。
何分も続く似たような映像。
催眠術の映像でしょ、あれ。
そんで、どこから寝たのかもわかんない。
必要だったのは本編の半分くらいでは?
肉付けしすぎて、ブクブク太って外見がもう別人みたいになった人と一緒。
同窓会で一番がっかりされるパターンですよ。
スタンリーの世界はシュールで分かりにくいから退屈なんじゃない。
それを意図してるから退屈なんです。
クラシック音楽の多様は、音楽としては素晴らしい。
SF映画で使うところがセンスを感じます。
でも、やっぱりダイエットしといた方がよかったと思うんですよね。
一番モテるのは中肉中背ですよ。
ちょいマッチョだったらもっと良し。
ラストだけはお気に入りでした。
イケメンってあんな感じ。
キリっとしてて、ミステリアスで。
誕生と無限大の宇宙。
世界は宇宙に広がり永遠に続く。
人間がつくった機械。
今度はその機械に支配されることになるという暗示。
神は人間を創造し、人間は機械をつくった。
でも、人類も所詮神の創造物なのである。
神の手のひらの上で転がされているようなもの。
そんなスタンリーのあざ笑うかのようなメッセージ。
巨匠と呼ばれるだけのことはあるが、やはり同窓会では会いたくない。
ちぶ~的宇宙ファッション度5
今見てもオシャレな最新ファッション。色遣いもスタイリッシュ。宇宙のガイドブックのような映画。