本当は私のほかに、もう一人社員の人が入社するはずである。
去年から募集をかけているらしいが、一向にこない。
派遣である私が先に決まってしまったのだ。
私の師匠の出産予定日は6月。
早く、引継ぎをしないと産んでしまう。
絶望的だと思っていたが、今日一人面接に来た。
師匠に「うまくやっていけそうか」
と聞かれる。
一目じゃわからん。
師匠は応募してきた人が未経験の人と聞いて頭を抱えてた。
こんなに複雑なのに、経理を知らない人に教えるって....
師匠の母体がますます心配である。
まぁ、採用かどうかは微妙らしいが。
「未知との遭遇」は、宇宙人だけど。
新しい人だって宇宙人と変わらないくらい未知。
解説.....
ある日、ラコーム率いる調査団がメキシコの砂漠で第二次大戦時の戦闘機を発見する。それは、消失当時と変わらぬ姿で残っていた。一方アメリカのインディアナ州では、町一帯の停電を調べていた電気技師ロイがUFOのような光を発見。以来、彼はこの不思議な光にすっかり魅了され、その正体を探っていく。やがて、光が行き着く先はワイオミング州のデビルズ・タワーという山だと判明するのだが…。
SF映画の金字塔。
こんなにも名作で有名なのに、全く見ていなかった。
あのタララララ~な交信音は、嵐にしやがれで知った。
なんだかすみません。
本物との遭遇。
世の中は知っていることの方が少ないと改めて思う。
冒頭と結末が傑作なのは間違いない。
なのに、どうしてでしょう。
私がいけないんでしょうか。
中盤、私が宇宙へ逝きました。
ちなみに、起きたらもう遭遇してた。
そこからは吸い込まれるように見入ったわけですが....
宇宙人との交信は、メロディ。
それって何気に粋なはからい。
あのシーンはオシャレ。
音楽は世界も宇宙も共通。
言葉が分からなくても伝えられる手段。
交信ってそういうこと。
以心伝心。
なんだか興奮。
これから、知らない人と会うたびにあのメロディが流れる予感。
今見れば古めかしいSF映画かもしれない。
でも、映像は圧巻。
宇宙人の造形の基礎はここからきている気がする。
異星人という不気味さを感じさせるうまさ。
世界は世界だけじゃない。
私たちはその中の豆粒以下の存在。
神のみぞ知る、未知。
何が起こるか分からない。
未知は、敵なのか味方なのか。
それですらわからないから、人は宇宙に魅せられる。
ちぶ~的長い度5
この内容で2時間は長い。果てしない宇宙。壮大すぎると眠くなるのは私だけか。