いかん。
飽きた。
仕事に飽きた。
これ以上の伸びしろがすでにない。
今やっていることをただ深めるだけなんて退屈すぎる。
やっぱりたとえ穏やかでも退屈では満足できない。
脳みそが腐っていく。
暇すぎて目が開かない。
常にガーフィールドみたいな目になっている気がする。
「トロン」のように昔の輝きをなんとか見つけたいと思う今日この頃。
解説....
初めてコンピュータ・グラフィックスを大々的に導入した、ディズニー製作によるSFアドベンチャーで、電子世界に送り込まれた技術者の冒険を描く。ディズニーだからではなかろうが、『不思議の国のアリス』を思わせる電子世界の様子や各キャラクター(デザインはシド・ミード)はユニーク。それを再現してるCGも当時としては斬新なものだった。
「トロン:レガシー」は「トロン」から始まった。
印象的な電子世界とフリスビー型円盤。
現代のようなトロン。
1982年から「トロン」は存在した。
初のCG映像。
やはり”完成"したものより"未完成"の方が面白い。
「トロン:レガシー」は今の映像技術を存分に生かした映画だった。
3D、VFX、アニメーションはこういう映画に向いている。
「トロン」はもちろんここまでの映像技術はまだない。
初のフルCGもたったの15分ほど。
あとは大胆にアニメーション。
それなのに、まったく不自然さはない。
むしろ、この独特の世界こそが当時の時代を反映させている。
電子世界と現実世界の混沌。
二次元の世界。
ラインが光る。
ちょっとちゃっちぃミニ円盤が飛ぶ。
チラつく限界がキュート。
高速を駆け抜ける電子。
発達していく科学や技術に人間はいつも追い越される。
すべてを支配していると思い込んでいる人間。
いつの時代もその愚かさは変わらない。
おまけ これが今の私の目。その名もガーフィールド
続編に比べるとやや遅く迫力は地味め。でも、この発想が80年代からあったというのがシャレている。