『泥沼より深い欲。』
こちらもずっと見たかったマリオ・バーヴァ監督作品。
ザ・マカロニホラー。
最初は「13日の金曜日」みたいだなって悠長に見てましたが…
こりゃ、とんでもない殺人連鎖であります!
今更だけど、ドびっくり!!
なんじゃこりゃ展開!!
マリオさん、恐るべし。
これぞ、ジャーロですわね。
感情移入しかけたと思ったら、殺される。
犯人を探しかけたら、論点はそこではないと気づく。
そうこうしている内に、誰もいなくなるという…
まさに血みどろの入江!!
素晴らしき殺人シーンの数々。
ダリオ・アルジェントも彼を尊敬していたくらいだから素晴らしいのは当たり前なんだけど…
ここまでの鬼展開だとは…
凄すぎて一度見ただけでは整理できない(笑)
ラストで、一気にぶっ飛んだし(笑)
欲まみれの泥沼へようこそ。
欲にまみれた愚かな大人たち…
せいぜい欲の取り合いをするがいい。
そこに踏み入れた瞬間から、全ては終わっているのですよ…
ヒヒヒヒヒッ
ちぶ〜的祭り度5
殺人シーン、見どころ満載!マリオファンは歓喜ですわね。
本日紹介した映画は…
血みどろの入江 (1971)
A BAY OF BLOOD/TWITCH OF THE DEATH NERVE/CARNAGE/LAST HOUSE ON THE LEFT, PART II/BAY OF BLOOD/ECOLOGIA DEL DELITTO/THE ECOLOGY OF THE CRIME/ANTEFATTO/LA BAIE SANGLANTE/RAZIONE A CATENA
- 監督 マリオ・バーヴァ
- あらすじは…
- 海辺の屋敷に住む婦人が夫に殺され、その直後、夫も何者かに殺された。数日後、その屋敷に婦人の土地の開発を計画する建築家や相続人がやって来るが、いずれもどこか怪しげな人たちばかり。近所に住む昆虫研究家と女占い師の夫婦と、森に住む婦人の私生児も何かを隠している様子。そんな中、空き家だと思って屋敷にもぐり込んだ若者たちが惨殺され、それを皮切りに屋敷に絡む人物が一人、また一人と殺されてゆく……。マカロニ・ホラーの巨匠M・バーヴァ監督のスリラー。
- (Amazonより引用)