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『ルチオ・フルチの ザ・サイキック』

ルチオ・フルチの ザ・サイキック』

☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆

 

超能力で事件の真相に近づこうとする富豪妻の話。

 

『超能力にもいろんな種類がございます。』

 

普通の人が持っていない能力を持ってるって意外にも厄介だ。

 

自分にですらよく分からないシックスセンス

 

どう扱えばいいのかは捉え方次第。

 

神がかり的な演出が光るサイキックホラーにルチオの新たな魅力を発見しました。

 

 

真実のかけらをパズルのように埋め込んでいくスタイル。

 

悩ましい主人公ジェニファー・オニールがとにかく美しくて引き込まれる。

 

いつもは悪趣味とも思えるような残酷シーンがあるけど、これにはない。

 

私が大好きなマリオ・バーヴァ風のミステリーを感じられ、とてもおしゃれ。

 

何よりもあのラストに唸った。

 

ルチオ・フルチはいつもグロテスクな映画ばかり取り上げられがち。

 

だけど、実はシンプルな作品の方が彼の本当のセンスを知ることができる気がする。

 

インテリアも衣装も演出も美しくてルチオ作品の中でもトップ3くらいに入る作品かも。

 

 

個人的にはこの作品が私には一番合う気がします。

 

 

ちぶ〜的予知度5

その予知能力があれば、いろんなことを回避できるのだろうか!でも、実際あったら面倒くさそう(笑)

 

 

本日紹介した映画は…

ルチオ・フルチの ザ・サイキック (1977)

MURDER THE TUNE OF THE SEVEN BLACK NOTES/THE PSYCHIC/7 NOTE IN NERO 

監督 ルチオ・フルチ

ルチオ・フルチの ザ・サイキック』
あらすじは…
ルチオ・フルチがキャリア初期に撮ったジャッロ映画の代表作。古い屋敷での奇妙な光景を幻視した富豪の妻に忍び寄る恐怖を描く。幼い頃母の惨たらしい最期を幻視したバージニアは裕福な夫と結婚して幸せな生活を送っていた。ある日、女性が殺される場面を幻視し、その場面が改築した夫の屋敷と酷似している事に気づく。
 
Amazonより引用)