☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆
人生が急降下中のシングルマザーが、あおり運転をした相手に執拗にストーキングされ大変なことになっていく話。
『日頃のだらしなさが身を滅ぼしていく。』
あおり運転による被害は近年どんどん増えている…
というより、カメラの普及で目立ってきている。
現代人は常に何かに追われ、自分のことで精一杯。
人情が置いてけぼりにされ、自分のことばかり優先した結果が"あおり運転"ではないか。
だから、被害者側にはあまり感情移入できない。
残酷すぎる加害者側の気持ちにちょっと寄り添えてしまった自分が怖い(笑)
不幸って自分で引き寄せるんだと思う。
幸せそうに生きている人って時間はちゃんと守る(笑)
時間を守る=相手のことを考えられる人とも言えるから。
約束を平気で忘れたり、自分のミスを認められない人には幸運は転がってこない。
だから、この主人公には同情もできないし当然の結果じゃんと思ってしまった(笑)
ここまで残酷にあおり運転の顛末を描きたかったのなら、主人公の設定は幸福な人にするべきだった。
そっちの方が恐ろしいと思えたし、素直に主人公を応援できた。
なぜ、どちら側にも完全に感情移入させなかったのか?
ずっと考えてたけど…
きっと、ホラー的な怖さよりも自堕落な生活を正さないと痛い目に遭うよって言いたかっただけなのかもしれない。
する側にもされる側にも原因がある。(もちろんする側が絶対に悪いのは前提として)
ある意味、現代病の一種ですよね。
久々に見たラッセル・クロウが役柄のせいなのかめっちゃ太っていて衝撃でした(笑)
ここまで残酷な役も珍しいので、多少イライラはしますがファンは見てもいいと思いますね。
ちぶ〜的煽り度5
もう煽りっていうか殺人目的になっていくから、激しすぎて引く。ラッセルさんの形相が凄すぎてちょっと笑ったね。
本日紹介した映画は…
アオラレ (2020)
UNHINGED
- 監督 デリック・ボルテ
- あらすじは…
- 寝坊した美容師のレイチェル(カレン・ピストリアス)は、息子のカイル(ガブリエル・ベイトマン)を学校へ送りながら職場に向かう途中、大渋滞に巻き込まれてしまう。いら立つ彼女は、信号が青になっても発進しない前の車にクラクションを鳴らして追い越すと、ドライバーの男(ラッセル・クロウ)は後をつけてきて謝罪を要求する。彼女がそれを拒否し、息子を学校に送り届けガソリンスタンドに寄ると、先ほどの男に尾行されていることに気付く。やがて、レイチェルは男の狂信的な行動に追い詰められていく。
- (yahoo!映画より引用)