ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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『ジェントルメン』

『ジェントルメン』


☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆

 

私たちの知らない大麻ビジネスの世界。実は、その世界はジェントルマンたちの活躍で安定を保っていた。

 

『これが俺たちのやり方。』

 

大麻ビジネスの話って柄の悪いヤクザしか大抵出てこない。

 

暴力描写や不快なシーンが多かったりする。

 

だけど、これは紳士たちのお話。

 

ガイ・リッチーらしい癖のあるかっこいい展開。

 

めっちゃ興奮した!

 

こんなことなら映画館で見ればよかったよ…

 

 

もう下町の不良たちとコリン・ファレルの下りは最高すぎる。

 

途中からミュージックビデオが入り込み、爽快なアクションが始まると心を掴まれてしまった。

 

そうそう、これがガイ・リッチーだよ!

 

と、叫ばずにはいられない。

 

彼だからこそのイカれよう。

 

最後までなくなることはない"人情"と”愛”。

 

だからジェントルメンなのかと納得。

 

キャストも素晴らしい。

 

絶対的なカリスマを演じたマシュー・マコノヒー

 

最近は、エンタメ要素がある作品が少なくなってきただけにこういう役は本当に嬉しい。

 

あの風格は彼にしか出せない。

 

語り部的ポジションで貫禄を見せつけたヒュー・グラントも最高だ。

 

あの情けなさはラブコメ映画時代の彼を彷彿させ、懐かしくなったりもした。

 

コリン・ファレルも、クセがある役が上手くて引き込まれる。

 

自分のポリシーを決して曲げないキャラは、彼自身からも溢れていて好きにならざるおえない。

 

 

コロナ禍でどこか憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる作品。

 

自分達の流儀ってやつを感じてほしい。

 

現実では映画みたいには上手くいかないかもしれないけど…

 

ポリシーやプライドは、自分の中にきちんと持っておきたいものですね。

 

 

ちぶ〜的本物の紳士度5

善悪よりも大切なものがあるってこと。何事もボーダーラインがありすぎて、上手くイかなくなるってこともあるかもね。

 

本日紹介した映画は…

ジェントルメン (2019)

THE GENTLEMEN 

監督 ガイ・リッチー

『ジェントルメン』
あらすじは…
イギリス・ロンドンの暗黒街。一代で大麻王国を築き上げたマリファナ王のミッキー(マシュー・マコノヒー)が、総額500億円に相当するといわれる大麻ビジネスの全てを売却し引退するという情報が駆け巡る。そのうわさを耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、私立探偵、チャイニーズマフィア、ロシアンマフィア、下町の不良たちが、巨額の利権をめぐって動き出す。
 
yahoo!映画より引用)