『同じ原作なのに、全く違う!』
トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」が原作。
昔、クリント・イーストウッドが主演で「白い肌の異常な夜」として映画化した。
が。
今回は、ソフィア・コッポラが監督でニコール・キッドマンが主演。
クリントのポジションはコリン・ファレル。
配役は悪くないが、女性視点で物語が進むとこうも違うのかと驚いた。
ソフィア・コッポラが監督なので、衣装も内容も女々しい。
独特なオシャレ感が漂っている。
悪くはないが、イマイチ誰にも感情移入ができない。
「白い肌の異常な夜」の時のように、恐怖を感じる前に...
このカオス状態に苦笑いしてしまうのだ。
男の愚かさ、女の性欲の気持ち悪さが全体的に足りないからとっちらかってしまったのかもしれない。
何よりも、ニコール・キッドマンは一体何者なのだろうか。
実は彼女は魔女で、皆に呪いをかけているのだ!!
ってなるのかと思うくらい、顔が整い過ぎて怖かった。
ニコールには、もっと怖い映画にガシガシ出演してほしい(笑)
ちぶ~的美女度5
色んなタイプの美女がいっぱい。ソフィア好みの女優が揃っているのに...もったいなさすぎる~。
本日紹介した映画は...
The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ (2017)
THE BEGUILED