#tohoシネマズ秋田
製作年 2022
監督 マーティン・マクドナー #martingmcdonagh
🐷ちぶ〜的評価🐽🐽🐽🐽4ブヒ（セレブちぶ〜）
💫ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
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これは切ない。
かなり切ないぞ。
いい年こいたおっさんが、親友だと思っていた男に突然嫌われる。
コリン・ファレルの困り顔が余計に困る。
これ、見る人によってはめっちゃ退屈。
でも、私はずっと考えていた。
この映画には大きく二つの見方がある。
※あくまで私の解釈ですが、ネタバレになるかもしれないので読みたくない人は読まないでください。
一つ目は...シンプルに、大人になってからの友情について。
劇中は、男二人の物語だったが女二人の物語だったらもっと複雑だっただろう。
女の友情は、特に大人になるにつれて維持・形成していくのが難しい。
結婚する・しないとか、子供いる・いないとか、旦那がいる・いないとか...
類は友を呼ぶというが、まさにその通りでやはり自分の環境に近い人が友人になることが多い。
それは価値観や考え方が似ている方が付き合いやすいからだ。
あと、女はどこか常に競い合っている気がする。(あくまで主観だが)
自分より幸せか否か。
マウントを取れるか取れないか。
女の性というのは、虚しい...
だから私はあまり、女の友情に固執しすぎることがない。
本当に信用できる人としか友情を築こうとは思わない。
大体、人間は変化していく生き物だ。
付き合っていく人間だって変わっていって当然。
小さい頃からずっと仲のいい友達って都市伝説だと思っている。
たまにそういう人もいるが、それはよほど幸運かどちらかが本音を出していないだけだろう。
逆に大人になってからの友人の方が信用できる。
今の自分に合っているからこそ親しくなれるのだろうし。
ただ、大人になってから友人を作るというのは至難の技。
だから、本当にコリン・ファレルが可哀想になる。
妙に感情移入させられてしまい、悲しくなってしまうのだ。
二つ目は、戦争そのものという視点。
突然始まり、終わることができない。
大した理由もないのに始まってしまう無情さ。
お互いを完全に嫌うこともできず、好きになることもできない。
あのラストはそんなどうしようもできない争いをずっと続けることになるという決意の表れだったのかも。
秋田ではこの作品の上映は、もう終わりそうな勢い（笑）
万人受けは絶対にしない映画を田舎で見れただけで満足。
だから映画って面白い。
ロバ好きにもたまらんと思いますね（笑）
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