『死体コレクション。』
マリオ・バーヴァ監督自らが史上最低な失敗作と公言している作品。
本人がそう言っているのだから、間違いない(笑)
アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」をもとに描いたサスペンス。
でも、アガサのサスペンス要素は皆無でただ殺されていくだけ。
オチも笑っちゃうほどくだらない(笑)
ただ、カメラアングルや衣装、美術の美しさはマリオらしい。
あと、女優がいちいちエロくて綺麗。
ファンだったら、つまらなくても最後まで見れる。
ま、見なくても良かったなとは思いますけどね(笑)
一人ずつ、殺されていく度に冷蔵保存。
豚?牛?肉を吊るすように、死体も吊るして保管していく。
どんどん増えていく死体コレクションが不気味。
殺され方は、マリオの割には地味だし謎解きにも興味が湧かない。
だから、死体コレクションシーンくらいしか見所はなかった。
観賞後に、調べてみたら脚本がすでに駄作だったからマリオが抗議したもののスタッフに懇願されて仕方がなく監督したとのこと。
いい人やな、マリオ。
監督業もお付き合いとかあるんだなって思いました(笑)
ちぶ〜的美女度5
マリオ映画に出てくる女優って個性的だけど、基本的にスタイル良くて美人なんだよな。ホラー映画にはそういう人材が必須ってことでしょうかね。
本日紹介した映画は…
ファイブ・バンボーレ (1970)
5 BAMBOLE PER LA LUNA D'AGOSTO/FIVE DOLLS FOR AN AUGUST MOON
- 監督 マリオ・バーヴァ
- あらすじは…
上流階級の紳士淑女が招待された週末のパーティで謎の殺人事件が発生する…。イタリアン・ホラーの巨匠マリオ・バーヴァ監督が手掛けたカルト作品。
- (Amazonより引用)