今月が終わるのが怖い。
だって、シネマパレが閉館してしまうから。
この「映画に愛をこめて アメリカの夜」もシネマパレで上映があった作品。
体調不良で行けなかったためDVD鑑賞。
噂には聞いていた。
でも、トリュフォーなんでしょ?
名画なんでしょ?
と、毎度見るのが遅れる。
で、毎回トリュフォー見るとハマるんだよな。
実は、トリュフォーはただの映画好きなおっさんなんじゃないかと思えてきた。
だから、毎回私は好きなんじゃないかと思うわけです。
監督役がトリュフォー。
で、あるからしてここではリアルな映画の舞台裏が見れる。
映画よりも舞台裏のほうが面白いんだよ!
と、言いたかったのだろうか。
とにかくヘンテコな役者をどうにかまとめて作品にしなければという監督の死闘に笑う。
確かに、映画に出れる人は奇人変人じゃないと務まらないのかもしれない。
終始ドタバタ劇で、まるでドキュメンタリー映画を見ているみたいだからリアル!
楽しくて仕方がない。
映画って稼げる商売じゃないんだよ。
女優なんて女神じゃないんだよ。
裏方が一番苦労してるんだよ。
という、ボヤきが聞こえてきそうである。
タイトル通り、この映画には映画愛が詰まっている。
昼も夜にしてしまうアメリカの夜。
人生もそんな風に無茶苦茶かもなぁって幸せな気分になってしまった映画好きの私でした。
ちぶ~的映画愛度5
こういう映画大好きだ!ありそうでなかった舞台裏の映画。トリュフォー監督が好きだということにやっと気づいた次第(笑)