結婚したら人生が大きく変わった!
ということはありませんでしたが、やっぱり生活スタイルは変わりました。
当り前ですが、独身時代とまったく同じ生活はできません。
限られた時間の中で、どうやって自分の時間を有効に使うかが大切。
主婦になって、自分の母親がどれだけ大変だったかよくわかりました。
これで子育ても...
なんて私には信じられません。
母は偉大っていうのは本当ですね。
私は、いかに今までも今も面倒くさがり屋で怠け者なのかを思い知りましたよ(笑)
「主婦マリーがしたこと」は、子供がいない私でも十分に考えさせられる映画でした。
タイトルからして、エロい話だと思ったら大間違い!
ナチ占領下の北フランス、ノルマンディが舞台。
フランス女性最後のギロチン処刑になった女性の物語で実話を元にしている。
時代背景と戦争に侵された法律の元で裁かれてしまったことは、ある意味悲劇だが...
今見ても堕胎行為について考えさせられる作品だ。
当時は違法だった堕胎。
今は、産むか産まないかは選択ができる。
それは子供を産むのが母親だから、選ぶ権利があるというのは分かる。
でも、妊娠したことは本人の責任であることは否定できないだろう。
産みたくても産んでしまったら生活ができない。
産まれてくる子供は障害児かもしれない。
産まれてくる子の父親がいない。
等々、堕胎という選択をする人たちの理由は様々かもしれない。
それを絶対にしてはいけないとは言えないが、やはり簡単にするべきことではないことだとは思う。
産まれてなくても一人の命である。
誰かの決断で本当は簡単に絶ってもいいものではない。
命には重みがあるということを忘れてはいけない。
このギロチン刑になってしまったマリーは、重みを感じることができなくなってしまったのではないだろうか。
お金と欲で本当の罪に気づけなかったのではないだろうか。
ギロチン刑は今で考えれば、オーバーすぎるとショックを受ける人もいるかもしれないが....
私はそれくらいの罪になりかねると思ってしまったのでありました。
ちぶ~的モラルなし度5
人としての品位が問われる行為でした。同じ女性としてはマリーには共感できる場所がなかったのですよね。