夜中に帰宅している道中が怖い。
フラフラになりながらおっさんが歩いていたり。
微動だにせず、立っている男がいたり。
時間帯がすでに怪しいのでみんなが怪しく見える。
近づきたくない。
なので、別の道を通って帰ろうとしたら....
道に迷うという不幸に遭う。
とっても厄介である。
「怪しい彼女」は厄介と捉えるべきか、ラッキーと捉えるべきか...
ブロガーさんの中でも評判がよく、見やすそうな感じがしたので見てみた。
思えば、この展開はある意味定番である。
それなのに、笑って、共感して、泣ける。
スっと自分の中に入ってくる面白さがある。
心あったまる。
あったかいんだから~と、韓国っぽくないファンタジーであった。
ポジティブでハッピーでホロリ。
そんな映画を私はほとんど見ないので、ハッピー好きの母にも調子に乗って薦めた。
そしたら.......
「面白いけど下品」とバッサリ斬られた。
そうか。
上品さをそもそも映画に求めていなかった私は悩んでしまった。
韓国映画特有の下品さ。
口が悪くて、悪態もつく。
可愛げがないのに、なぜか韓国ではそんな女がモテる。
きっと日本人の淑女には理解しがたいのだ。
でも、難点があるとすればそこくらいだった気がする。
懐メロもいい。
歌声も美しい。
なんといってもヒロインを演じたシム・ウンギョンには圧倒されっぱなし。
本当に、演技の域なのかコレは....
軽快で、無駄のない不自然さのない演技。
若い子が必死で年寄を演じているなんて感じを一切出さない。
おったまげた。
最後なんて嗚咽である。
後悔のない人生なんてない。
人間は後悔をする生きものだから。
それでも、誇りってもんがある。
今だからこそ分かる自分がいる。
見る年代によって思うことはそれぞれ違ってくるだろう。
また、そこが面白いところ。
自分の20歳の時はどうだったか....
遠すぎて思い出せもしませんが。
あの時があったからこそ、今の自分があるということなんですよね。
ちぶ~的怪しい女度5
ぎゃっほ~!!私が大好きな韓国ドラマに出演していたイ・ジヌク様が出てた~~。大興奮で一人でハイテンション!!彼が映画でも活躍していると知ってさらに満足でございました。