ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

必殺技「必殺4 恨みはらします」

 

「必殺4 恨みはらします」





誰にだって特技はある。

 

ここぞという時にそういう力って発揮するものだ。

 

窮地に追い込まれた時は、まさにそうだったりする。

 

逃げ場がなくなってからが本領発揮。

 

自分さえ知らなかった、あくどい自分が顔を出したりして。

 

過ぎてしまえば、それが滑稽に思えるけれど。

 

その時って大真面目に必殺技を繰り出しているのだ。



「必殺4 恨みはらします」の必殺技も大マジである。

 

シリーズの中でも傑作と名高いこの作品。

 

深作欣二監督だったことは見るまで知らなかった。

 

でも、藤田まことの大ファンであるからして絶対に見ようと思っていた。

 

今回、シネマパレ で劇場鑑賞できてハッピー。

 

やっぱり、藤田まことの殺陣はたまらない。

 

 

この広之は悪役。

 

私的には、広之よりまことである。

 

中年のぼやき。

 

おっさんの生々しい恋。

 

男の負けられない戦い。

 

あの音楽が鳴れば、心が躍る。

 

キタ~~と歓喜

 

それなのに、千葉ちゃんもいる。

 

成田三樹夫もいる。

 

蟹江敬三のハードボイルドなんて新鮮で鼻血ブ~。

 

終盤まで広之のことは忘れてしまっていたではないか。

 

終盤活躍。

 

思えば、男は黙っていた方が得である。

 

口は災いの元とは、このことか。

 

広之の最期が笑えるのはなぜか。

 

きっと、客の心情を一番理解していたのが広之だったからであろう。

 

そう考えると、やはり広之特集だったのである。

 

 

まことがストールを被る。

 

千葉ちゃんが異常なくらいに駒を回す。

 

時代劇のご法度をやりまくり。

 

悪役はケバケバ趣味と決まっている。

 

エロ担当は成田三樹夫でなければならない。

 

なんだろう。

 

この安心した面白さ。

 

安定した可笑しさ。

 

本当に、来た。

 

必殺で恨みを晴らす。

 

私は、恨みだけでなく心も晴れましたよ。

 

 

 

ちぶ~的私の仕事人度5

やっぱりまことが一番!刀を振り回している時の色気がハンパない!人情ってやつが男をかっこよくさせるのです。