ホラー映画さえあれば!

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悪魔はどれだ「悪魔は誰だ 」



作品情報



宗教ってたくさんある。


だから神様もたくさんいる。


っていうことは悪魔もたくさんいるはず。


海外の映画だと、「デビル」で全部済ますけどアジア系はなんだろう。


と、オカルト映画を観るといつも思う。


日本は悪魔より幽霊が恐怖の対象だし。


その文化の違いって面白い。



「悪魔は誰だ 」も韓国映画だからこその"母親の想い"だったように思うんです。




こういう題材は韓国が得意。


母親の執念。


子供を失った果てしない悲しみ。


抱き続けた復讐心。


日本がこの映画を作ったらこんな風にはならない。


短所とも言える部分を韓国は面白い映画に変えてしまうのだからすごい。


見ているのもつらいという感情を観る者にも与える。


それは、ある意味ホラーなのである。




何が怖いって主演の失踪した子供の犯人を捜し続ける母を演じたオム・ジョンファ姐さんである。


登場しただけで、ものすごい不安にさせる。


15年間ずっと娘のことを待っていた心労と悲しみが怖いくらいに顔に前面に出してくる。


顔に似合わない地味な服がより一層怖い。


そりゃぁ、刑事だってビビるわ。


と、つい同情してしまった。



時効が切れるという事実は子を失った親にとってどんな想いなのか。


考えなくても分かるくらいにつらかった。


自分にもし子供がいたら....


と、考えずにはいられない。


時効という法律の存在意義が私には分からない。


韓国でも15年で時効ということも知らなかった。


時間で罪が消えるわけがない。


償いに時間はない。


それは死ぬまでかかっても償えるものではないのだから。


法律も所詮、人間が創ったもの。


悪魔がどちらに微笑むかさえ平等ではない。


何が正解で何が不正解なのか。


悪魔は誰だったのか。


それすら答えがない。


そんな不条理はこの世の中そのもの。


それって本当に恐ろしい。


あの叫び声が悪魔と共鳴しているようで見終わってからも恐怖に感じてしまいました。











ちぶ~的犯人は誰だ度5!?!?!?!?!?

実は、ミステリー部分は期待していなかったけれどどんどん明かされていく真相に見入ってしまった。期待以上ではなかったけれど、やはり韓国はこういうのがうまい。

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