出かける気すらサラサラなかったのに...
結局、全力疾走でバス停に走り、劇場に駆け付けたのである。
寒さなんて吹き飛ばして私はコートを脱ぎたいくらいアッツアツ。
バス停では息切れも止まらず物凄く浮いていたのは言うまでもない。
「コールド・ブラッド」は超B級映画でツッコミところ満載なのに結構見れるサスペンスアクションであった。
全員どこかで見たような顔。
とにかく人が少ない。
殺風景の中で事件は起こる。
かなりの低予算であろうこの作品。
だからなのか物凄い頑張っている気がして応援したくなる。
言っておくが面白くはない。
が、最後まで見れる。
タイトルと内容はあながち間違っていないところも好感度大。
ヒロインが無敵。
同じ女としてはぐっとくる。
知的でクールな対応。
スマートすぎて時に怖い。
女子力はかなり少なめ。
血みどろになっても顔は拭かない主義。
この自然体さ....
なんかよくわからんけどベジタリアンって感じ。
準主役的泥棒はマイケル・ファスベンダーを薄くした感じ。
結構似ているのでA級映画を観ているのではないかと一瞬は思える。
ま~とにかく閉鎖病棟の閉鎖っぷりがすごい。
他に誰もいないのかよというレベル。
かなり無防備。
きっとこれからも逃走される。
リアル"逃走中”はぜひここで撮影するといい。
せめて、わかりやすくて派手なアクションや緊迫のあるサスペンスがあれば普通に面白い映画になったと思う。
途中のくだりも鋭くいっちゃってくれるので思っていたより楽しめた。
どうしてだろう。
こういうのは最後まで寝ないで見れるのに...
予想通り、劇場で観た映画では若干寝てしまったことを反省。
私ってやっぱり女なんですよ。
と、思う今日この頃です。
ちぶ~的地味血度4
地味に血が出ますが結構ビビるシーンあり。悪役が何よりもきちんと悪役しているので爽快!ま、全体的には地味なのには変わりないんですけどねぇ。