幸せそうに見える人って妬まれやすいですね。
でも、実際は幸せかどうかなんて本人にしか分からないんですよ。
人の頭ん中って開けて見れるわけじゃないですからね~。
「幸福の罪」もまさにそんなお話でした。
心理サスペンス、チェコ産。
チェコ映画ってあまりないので惹かれたんですが。
チェコらしい映画というよりも、人間らしい映画で考えさせられました。
物語の視点が一つから二つになって、最後は一つに重なる。
そして、罪と罰の意味を知るんです。
これは、思いがけず良質なサスペンスみつけることができてラッキーでしたね。
ありがちな少女の恋から始まる。
家庭の不穏がどんどん広がって、後半は思いもよらないところからその不穏が爆発する。
女の思い込みとか嫉妬とか、愛とか...
私はすべてが負に変わると、それらは悪意に変わってしまう気がするんですよねぇ。
それをうまく展開していくので、とても見ごたえがありました。
あと....
元旦那が泣かされるところは、ものすごい切なかったんですけど(笑)
そこはなんだかチェコという国の文化を感じてしまいました(笑)
チェコ映画に興味のある方は、この作品から始めるのもいいかも!
精神的には、若干ヘビーかもしれませんけどねぇ(笑)
ちぶ~的チェコ美女度3
すごい美人!っていう人はあまりいなかった。化粧気もないし、ナチュラルな感じの女性が多いのかもしれません。