ホラー映画さえあれば!

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なんだかゾクゾク「犬神家の一族 」


作品情報




急に寒くなりまして。


ストーブがないとさすがに無理かもと思う朝晩。


寒気が止まらない。


朝は、布団から出るのがつらすぎる。


このゾクゾクが風邪だったらどうしよう。


まぁ、病は気から。


気にしなければ風邪にはならんのだ。



犬神家の一族 」 は今見てもゾクゾクしますねぇ。




金田一耕介と言えば、金田一一のじっちゃんと連想する世代に生まれた私。


もちろん、金田一耕介=石坂浩二というイメージ。


有名すぎるので見た気になっていたが、きちんと見たことはなかったのである。


今年の春、秋田で開催された角川大映映画展 ではこの「犬神家の一族」に関する展示がたくさんあったこともありずっと気になっていた。


そして、名作嫌いの私は半年程時間をかけてやっと見ることができたのである。


なぜ、角川大映映画展 の前にこれをきちんと見なかったのだろう。


と、大後悔ですよ。





角川大映映画展 の記憶と映画が重なる。


あのタンス。


あのカバン。


あの衣装。


「私、知ってます」というたまらん快感。


劇中に実際に出てくるものを間近で見たという自慢はここでしておこう。


そうか。


これがこうだったのかとストーリーともつながっていく楽しさ。


やはりあの角川大映映画展 は素晴らしい企画だった。


ぜひ、次は東映映画展をしていただきたい。




これは完全に作り込まれたホラーである。


カメラ回しがすべてを恐怖に変える。


人に棲みついた悪魔が見える。


パッと目線や口元が飛んで映る。


そこに視点を置くことによってそれぞれのキャラクターの心理を突こうとしている。


犯人が誰か。


それだけで終わらせないストーリー。


なぜ、悪意が生まれたのか。


罪を犯さなければならなかったのか。


人間臭さがプンプンする。


だからこそこれは恐怖として成り立ち、不気味さを最後まで失わないのだ。




走る金田一耕介。


スケキヨの存在。


沼に逆立ちの死体。


等々。


どれもが有名すぎる。


印象が強烈できっとこれをもし幼少時なんかに見ていたら完全にトラウマになるだろう。


それくらいの衝撃。


そりゃ、金田一一もじっちゃんの名にかけて事件を解決しちゃうわな。


と、超納得の名作でございました。









ちぶ~的スケキヨコワイヨ度5叫び叫び叫び叫び叫び

なんですか、あの不気味面。何が怖いって被るときに顔に馴染ませる仕草ですよ...もうちょっとかわいいマスクはなかったのかよと思うこと必至。


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