ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログやドラマ関連の記事も!

大怪獣なのら「大怪獣ガメラ」

背後からゴーー!っと何かが崩れ落ちた。

 

感情の表面張力がその一言で一気に爆発。

 

流れ出したものはもう止まらない。

 

自業自得の極み。

 

怒りが燃え盛って燃え尽きた。

 

残ったのは自己嫌悪のみ。

 

何事も引き際が肝心。

 

それができなかったのは自分の未熟さゆえ。

 

分かってたのに。

 

始まりがあれば終わりがある。

 

それはごくごく自然のこと。

 

継続は力なりと言うけれど、継続が義務になってしまったら無意味。

 

立ちきれないものが多すぎた。

 

 

せめて、大怪獣のごとく暴れられたらここまでにはならなかっただろうか。

 

「大怪獣ガメラ」 のガメちゃんのようなかわいさが私にもあれば、もっと得することもあったのかもしれないけれど。

「大怪獣ガメラ

あらすじは....

北極海上で原爆を積んだ国籍不明機が米軍機によって撃墜され、氷山に墜落した。このため、積んでいた原爆は爆発、氷山に閉じ込められていたエスキモーの伝説の怪獣ガメラが蘇った。巨大な亀怪獣ガメラはその後姿を消し、入れ替わるかのように世界中で謎の空飛ぶ円盤が目撃される。大映初の怪獣映画。

 

どうしても見たかったけれど、観れなくてDVDで鑑賞。

 

平成のガメちゃん、「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」 とはまた違う味わい。

 

この手作り感、待ってました。

 

シリーズ唯一の白黒で勝負。

 

記念すべき大映初の怪獣映画。

 

 

 

大怪獣ガメラが目覚める。

 

 「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」から見てしまった私。

 

巨大な亀怪獣なんだということに気付く。

 

最初の登場シーンから釘付け。

 

なんじゃこりゃ。

 

こんなにかわいくていいのか。

 

下から生えた牙と真ん丸お目目。

 

両手を一生懸命広げて暴れているのに、かわいくて仕方がない。

 

人より相当少ないであろう私の母性本能が疼いた。

 

うちの子をいじめないで。

 

凍らせたり、水を浴びせたりしないで。

 

寒がりなのよ。

 

ま、氷山に閉じ込められてたんだけども。

 

と、一人ツッコミをしながらノリノリで見てしまう。

 

甲羅をひっくり返すという卑怯な真似をする人間を許せない。

 

ま、飛べるから大丈夫なんですけども。

 

ヤバイ。

 

た、楽しい。

 

この勢いだとガメラのフィギアを買ってしまいそうだ。

 

 

好きな子にいじわるしたくなるガメちゃん。

 

東京タワーも容赦なくぶっ壊すけど、それも愛情表現の一部。

 

愛されないって寂しい。

 

気づいてもらえないのって悲しい。

 

だから、ちょっと暴れちゃう。

 

ガメちゃん、不器用なのら。

 

大人になればなるほど消えていく純粋な心。

 

利益を優先させるずる賢さ。

 

そんな大人たちにガメちゃんは怒っている。

 

あの炎で焼き尽くそうとしている。

 

そして、いつかまた人間の心に美しさが戻ることを願っているのだ。

 

 

 

 

ちぶ~的亀亀度5

特に山を登っているところが好き。完全に亀。立ち上がるときの感動も半端ない。でも、飛ぶときにあんなにくるくる回って目が回らないのかが心配。