いよいよ今年も終わりそう。
皆さんにとってこの一年はどんな年だったでしょうか。
私にとっては、私生活同様映画ライフも幅が広がった一年だったように思います。
今年は自分でイラストも描き始め、一応変化の年でもあったかもしれません。
今まで決して見なかったものを観たり、昔の邦画を見始めたおかげで邦画の面白さを知ったり。
今年も映画でつながった縁がたくさんあり感謝の言葉しかありません。
このブログを読んでくださり、コメントをくださる方。
いいねを押してくれる方。
通りすがりでもこのブログに興味を持って下さった方。
すべての人へ感謝致します。
今年もありがとうございます。
そして始まりました。
毎年恒例のランキングスペシャル。
今年はジャンルの幅が広がりすぎて5日連続でお送り致します。
きっと5日目には胸焼けしていることでしょう。
で、私は年明け前にボロボロになっているでしょう。
これを観れば今年の"ブラックなちぶ~の評論日記☆"が丸わかり~。
※今年のジャンルも記事にしたものの中から、ジャンルは私の主観で分けておりますのであしからず。映画画は、イラストを描いていない時期のものは画像でお送りしますのでご了承ください。
ということでまずは、邦画ドラマ・ドキュメンタリー・コメディ部門トップ10を。
1位 「キツツキと雨」
これ、譲れん。映画好きな人は絶対にグッとくる。映画からつながる小さな幸せへの第一歩。
2位 「蛇イチゴ」
キョーダイって同じようで同じじゃない不思議なつながりなんだなぁ。
"食"について考える。これを見ると食べるという生理的行為が当たり前で成り立っているわけじゃないってことがよく分かる。
4位 「ひゃくはち」
ありのままの野球球児に感動せずにいられるものかっ。
5位 「シコふんじゃった。」
シコ、ふんじゃって!笑って泣いて人は痛みを知って強くなる。
6位 「古都」
同じ顔した別人のあいつ...妙にホラーを感じさせる音楽が印象的。
7位 「横道世之介」
そうそう、そんな奴いたよな。って思い出すときつい笑顔になっちゃう。そんな横道の話。
8位 「氷点」
母親が生み出す強い愛情。愛と憎は表裏一体。
9位 「大誘拐 RAINBOW KIDS」
ただの誘拐でもただのコメディでもない。人情がにじみ出る爽快で明るい大な誘拐。
10位 「遠くでずっとそばにいる」
作品としてというよりは、秋田人として推したい。結構リアルな女心に切なくなる。
去年よりも邦画を見る本数が増えたのでランキングも作りごたえがありました。
続いてはサスペンストップ5を。
1位 「砂の器」
ピアノの旋律が導き出す壮大な親と子のドラマ。羽後亀田からの結末に丹波と同様泣くことしかできまへん。
2位 「羅生門」
主観の恐ろしさ。物事の視点は角度が変わればすべてが変わる。今の映画によくあるトリックの原点。
3位 「ゆれる」
初めてオダジョーがかっこよく見えた!そして、これが最後のイケメン作だろう。それだけではなく、見事な兄弟サスペンスです。
4位 「凶悪」
こんな映画をぶっこみ。リリー・フランキー恐るべし!
5位 「犬神家の一族 」
今見ても不気味!オカルトな映像とインパクトのあるキャラ設定はやはりうまい。
なんだかまとまりのないサスペンスランキングですが、見る映画のチョイスがそうさせるんですね。
続いては今年、熱が再燃した時代劇トップ3を。
1位 「若さま侍捕物帖」
言う間でもなく若さまは素敵。まるで今、撮ったのかと思うようなお洒落感。色男って若さまのことです。
2位 「座頭市物語」
愛しの天知茂が座頭市の記念すべき1作目に出演しているなんて神すぎる!しかも完璧なのだよ。ラストは男の友情に涙、涙。
3位 「座頭市と用心棒」
完全なるコメディと化し、ビッグスターの共演にも関わらずスケールはしょんぼり。それでもこの3人が並べば楽しくないわけがございません。
座頭市はどれも面白いんですけどねぇ。今年はこちらにもハマりました。なので、専門ランキングも作ってみましたよ。
寅さんトップ3です。
1位 「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」
似すぎた二人。近すぎる二人。その距離が切なくってじれったくて。やはりこの二人が一番好き。
2位 「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」
わたしのマドンナ1位はリリーだけど、2位はぼたんかも!そして、宇野さんがまたいいのだ。人情と義理を象徴するようなラストにはやっぱりぐっとくる。
3位 「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
メロン騒動のリリーは現代の女性を代表して代弁しているかのよう!笑いが止まらなくってまた切ないのがイイ。
本当は恋愛映画のランキングも作ろうとしたのですが...寅さん映画で充分だった。
だからランキングにはならないのですが...
全然期待していなかったせいか「黒執事」 には胸キュンしました。
ということで邦画前半戦はこうなっちゃいました。いかがだったでしょうか。明日は、アクションからトラウマまでのダーク系の邦画後半戦です。
乞うご期待
ちぶ~でした