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私がいた 後編「僕等がいた 後篇」

常に今が大事と思っていると、思い出に浸る時間なんてないのです。

 

この前、ふと気づいたら卒業アルバムくらいしか自分の写真を持っていないことに気付いた。

 

旅行に行っても風景しか撮らない。

 

写真に映るのが本当に嫌いで、よっぽどじゃない限り写真を撮るという行為をしない。

 

まぁ、自分が嫌いなのもありますけど。

 

写真に写った自分は嘘くさくて気持ち悪いのです。

 

なんでも残したくなくい質で。

 

恋愛の始まりも終わりもスパッとしちゃう。

 

誰と付き合ってどうだったかなんて詳細は思い出せません。

 

むしろ本当にそんなことあったんだろうかという感覚。

 

今、私が死んだら遺影もないでしょう。

 

それでいいや。

 

いたかも?

 

くらいの存在で私にはちょうどいいと思うのです。

 

 

だから、「僕等がいた 後篇」のように誰かに思い続けられるのはただの恐怖でしかありません。

僕等がいた 後篇」

 

あらすじは.....
高校2年生の冬、矢野(生田斗真)は家庭の事情で釧路から東京に転校するが、彼と七美(吉高由里子)は再会を誓い合う。それから数年後、就職活動に明け暮れる七美をそばで支えてくれたのは矢野の親友である竹内(高岡蒼佑)だった。最初は遠距離恋愛を続けていた二人だが、ある日突然矢野はぷっつりと消息を絶ち、音信不通のまま月日だけが流れていった。

 

 

 

後編はもっとダーク。

 

スターウォーズの言葉を借りるなら、彼はダークフォースに落ちた。

 

が、ちゃっかり女は逃がさない。

 

同情より怒情が止まらない。

 

もし、この男がブサ男だったらこんなにも冷酷な目で見なくて済んだのに。

 

いや、でもそもそもこの映画からイケメンをとったら見る理由さえなかった。

 

どうせなら純情風を吹かせないでメロドラマばりのタイトルにすれば許せたかもしれない。

 

 

 

「いつみても波乱万丈」に出たら高視聴率を獲得できるくらいの怒涛の出来事が彼を襲う。
 
キラッキラしてたはずの遠距離恋愛が余計痛々しい。
 
このままでは、アナキンがダースベーダーになってしまう!
 
というハラハラは純愛映画に必要だろうか。
 
パドメは諦めたが七美は諦めない。
 
むしろ、ダークフォースまで追っかけてくる。
 
そう考えるとパドメの判断は冷静かつ正しかった。
 
だって疲れるもん。
 
愛するって大変。
 
体力ないと挑めません。
 
七美のタフさに怯えながらも、そこだけは賞賛したくなる。
 
私には絶対にできない恋愛がここにはある。
 
そして、憧れることなんてできない恋愛もある。
 
恋愛ってもっと爽やかで楽しいものだと思っていた。
 
こんなことを してまで手に入れたい運命の恋。
 
あぁ、まったく分からない。
 
ただ単にお互いの見た目がいいから手放したくなかったんじゃないのと今の関東の大雪よりも私の心には大雪が積もった。
 
 
やっぱり無理はいけない。
 
そう強く思うしかありませんでした。
 
 
ちぶ~的エロキモイ度5
この映画のキスシーンやら何やらはなぜかいやらしく見える。言うほどのエロシーンはないのに、妙に色気を漂わせる部分が気持ち悪い。こういうリアリティはいらないってことかも。