ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログやドラマ関連の記事も!

「南瓜とマヨネーズ」

南瓜とマヨネーズ

『他人を愛す前に、自分を愛せということだろうか。』

 

 

これは、結局恋愛の話ではなくて依存の話だったのではないか。

 

自分をきちんと愛したことがない人が、他人を愛そうとする時点で結末は目に見えている。

 

それでも、誰かを愛したいのは自分を愛せない寂しさから衝動を抑えられないという矛盾のループなのかもしれない。

 

キラキラした恋愛映画かと思っていたので震えた...

 

女も男も...

 

ただただ、怖ぇ~。

 

 

 

思えば、私はこんな恋愛をしたことがない。

 

大体、男に"尽くす"という意味すら理解できない。

 

だって一番大事なのは自分でしょう?

 

自分を見失うような恋愛に価値を見出せない。

 

自分を捨ててまで他人に尽くす姿はカッコ悪くて阿呆としか思えない。

 

だから、この主人公のツチダ(臼田あさ美)にも全く共感できなかったし浮気相手役のオダギリジョーはクズ男にしか見えなかった(笑)

 

でも...

 

それでも、ここまで恋愛に依存できるってある意味正直というか素直というか...

 

理性より本能で行動できるところは若干羨ましいなって思う部分もあった。

 

やっぱり、年を取ると行動より頭で考える方が先になってしまうから...

 

予測不能な展開ってそもそも求めてないんですよね(笑)

 

 

 

一番驚いたのは恋人役の太賀!!

 

私は「今日から俺は!!」の彼しか知らないから、こんなにカッコイイと思わなかった(笑)

 

そして、演技力の高さに改めて感心しました。

 

 

恋愛ホラーとしては面白いですが、絶対こんな恋愛はしたくありませんね!(笑)

 

 

 

ちぶ~的恋愛度5

みんな、恋愛より仕事を頑張れよって思いますけどね(笑)



本日紹介した映画は...

南瓜とマヨネーズ (2017)

監督 冨永昌敬     

南瓜とマヨネーズ


あらすじは...
一緒に住んでいるミュージシャン志望の恋人の夢をかなえるため、ツチダ(臼田あさ美)がキャバクラで働き生活を支えている一方、曲が書けないせいいち(太賀)は仕事もせず自堕落に過ごしていた。しかし、ツチダがキャバクラの客(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知った彼は改心して働きだす。一方、今も好きな元恋人ハギオ(オダギリジョー)と再会したツチダは、彼との関係にのめり込み……。
(Yahoo!映画より引用)