『韓国の復讐映画に胸やけ中。』
キム・ギドク監督の得意分野、復讐。
なぜ、罪のないミンジュが殺されたのか----。
悪を悪で制すという韓国特有の残酷さと復讐心で展開していく。
いつもそうだが、復讐から何も生まれるものはないということ。
復讐のループから抜け出せないという悲劇が怖い。
そして、私はもうこういう復讐映画は見たくない...
と、気づいてしまった。
キム・ギドクの頭はどうなっているのだろうか。
毎回こんなヘビーな作品を作っていて疲れないのだろうか。
私は、見ているだけなのに大分疲れた(笑)
もう、胸やけでムカムカしてくる。
誰かを殺したいほど憎み、殺すよりも残酷で苦しいやり方で相手を心から殺していく...
うん、もういいですわ(笑)
ただ、俳優たちの演技は素晴らしい!
特に、キム・ヨンミンは8役を演じているが、あらすじを読むまで気づけなかった!
マ・ドンソク兄貴の悲しみの演技も最高である。
これは、好き嫌いがはっきり分かれる作品なのかもしれません。
ちぶ~的ギドク度5
これから、彼は普通の恋愛映画とかは撮ったりしないのでしょうかね(笑)
本日紹介した映画は...
殺されたミンジュ (2014)
ONE ON ONE
- 監督 キム・ギドク
あらすじは...
ある晩、女子高生ミンジュはいかつい男たちに路地に追い込まれた揚げ句、テープで顔を覆われたまま無慈悲にも殺害される。彼女の死亡記事は新聞に掲載されることもなく、あっという間に忘れ去られたかのように見えた。だが事件から1年後、ミンジュの死の真相を探る謎の集団が現れ、7人の実行犯のうち1人の男(キム・ヨンミン)を誘拐する。
(Yahoo!映画より引用)