と、遠い。
家が遠い。
今年から往復徒歩2時間弱の通勤。
ジムをやめたのでちょうどいいかと思いきや....
ジムに通っていたときより疲れる気がする。
帰り道なんか疲労と空腹で前が霞みます。
夕飯が、かなりススムくん状態。
おかげで今年も健康でいられそうだ。
「ドリーム・ホーム」は、絶対にご飯がススマない映画ですけどね。
あらすじは....
香港の象徴的な景観として知られる美しいビクトリア・ハーバーが見える湾岸エリアにある高級高層マンション「ビクトリアNo.1」。ある晩何者かが管理人室に忍び込み、居眠り中の警備員を絞殺する。ほどなくマンションの住民に対しても血の惨劇が繰り返されるが、その犯人の正体は金融機関に勤める普通のOL、チェン(ジョシー・ホー)だった。
最近、虫ホラーに走ったのは一通りホラーを見尽くした気がしたからである。
幽霊も殺人鬼も怪物もどこかで見たようなものばかり。
新鮮さというのは慣れが過ぎると見つけられなくなってくる。
が、噂で知ったこの香港スプラッター。
社会経済の背景を武器にどこまでも斬りつけてくる。
エロスと残酷が生々しく襲ってくる。
久しぶりに骨のあるスプラッターを見た。
この衝撃は、いい意味でも悪い意味でも後味が悪い。
普通の女が普通の顔して繰り広げる惨劇。
彼女の夢。
彼女の目的。
進んでいく衝動の中に過去を入り混ぜて明かされる真実。
知れば知るほど不条理な残酷さに理由を塗られていく恐怖。
アメリカでこれをやったらこうならなかったであろう毒々しさ。
香港のスプラッターは、やっぱりえげつなくて不気味。
しつこいバイオレンスが残って消えてくれない。
工夫された殺人方法もバリエがあるだけに残虐さがトラウマになりそう。
相手に容赦や情けはない。
ただ一つの願いのためにガンガンと殺っちゃう肉食女子。
不幸な女の悪あがき。
獲物たちの反撃に負けず、やられても決してひるまない頑固たる決意がむしろ気持ちいいと言っていいほど揺らぐことはない。
女は黙って、人生計画を実行する。
やっちまったのではない。
殺っているのだ。
そう。
分かった上で。
杵ではなくハンマーを手に。
息が絶えるのをじ~っと見届ける。
私の夢が近づいた証だとも言いたげに.....
※この映画をご覧になる方はソーセージ系は控えましょう。(昔は、スプラッター映画を見ながらホットドックをむしゃむしゃ食べれましたが年齢と共にだんだん厳しくなってきました。)
食後30分後くらいに見るのがベストです。
ちぶ~的香港ホラーコワー度5
エログロです!!爽やかさのかけらもありません!清潔さってのがないからでしょうか。生理的に厳しいものが女性にはあるかもしれません。