ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

デロ・グダグダ整理券「ゼロ・グラビティ」

初めて釣りキチ三平バスに乗れた。

 

ランダムに走っているらしいけど、今まで一度も乗れたことがなかった。

 

ちょっとハッピー。

 

結構ハッピー。

 

と思ったら整理券が.....出ない。

 

バスの運転手さんが一生懸命機会をぶん殴って整理券を出す。

 

そして、まさかの手配り。

 

とてもいい運転手さんだったのでほのぼのしましたけどね。

 

初めてづくしの日でございました。

 

 

ゼロ・グラビティ」も今年公開映画では初めの心の揺さぶられ方をしました。

ゼロ・グラビティ


あらすじは....

地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。

 

誰もが絶賛。

 

そうなるとハードルは高くなる。

 

それを懸念して見たのに。

 

それでもこんなにも心を奪われるなんて。

 

度肝を抜かれた。

 

持ってかれた。

 

3D映画で見るべき映画を見たのは、初めてかもしれません。

 

宇宙には酸素がない。

 

放り投げられた命。

 

生きるということ。

 

これは、ただのSFじゃない。

 

力強くまっすぐで美しい。

 

人間のドラマなのです。

 

 

何もしなくても用意されている地球。

 

人間からしてみたらその当たり前がない宇宙。

 

しがみつかなければ前に進むことすらできない。

 

自分の力では呼吸もできない。

 

宇宙という舞台はまるで人生そのものに見える。

 

人生は浮遊し、行き先を知らない。

 

人生に自分の肉をそがれながら時間が奪っていく。

 

努力や運だけではどうしようもならないことの方が多い。

 

 

生きることは楽しくて幸せ。



それはそうありたいだけで、絵空事にすぎない。

 

生まれた者に自動的に与えられる人生。



生きるということは使命になる。



人生は、苦しくて苦しくて息ができないくらいつらい。

 

だからこそ、その中で見つけた幸せを幸福だと感じられる。

 

生きるって素晴らしいと思える瞬間を見つけられる。



そもそも人生は、苦しみの上に成り立っているのだ。

 

誰だって幸せになりたい。

 

誰だって苦しいのは嫌だ。

 

逃げたくて逃げたくてもがく。

 

あきらめることは簡単だ。

 

挑戦しないことも楽だ。

 

前に進もうとがむしゃらになる方がよっぽどつらい。

 

人は当たり前に生きる中で使命を忘れていく。

 

命は誰にでも与えられたものじゃない。

 

死ぬ日は今日かもしれない。

 

感じろ、心臓の音を。

 

聞け、自分。

 

本能が生きたいと叫んでいる。

 

ただ目の前にあるものを掴めばいい。

 

なんでもいいから掴め。

 

汚くったってかっこ悪くたってなんでもいい。

 

生きるということ。

 

あきらめないということ。

 

酸素がない=死

 

そんな方程式は存在しない。

 

呼吸ができないなら呼吸できるようにすればいい。

 

何もしないのは死んでるのと一緒。

 

人は結局一人で生きているのだ。

 

孤独が人を強くする。

 

踏み出した一歩を噛みしめろ。

 

地球に生かされた命。

 

人生に終わりなんかない。

 

無制限な無重力の中でも、人はゼロ%をヒャク%にする力を持っている。

 

 

ちぶ~的アイラブジョージ度5

サンドラは当たり前のように素晴らしい演技だったけど、ジョージが!!!宇宙の中心でジョージと叫びたいくらい、ジョージにやられた!!!ジョージがCMでやっているネスカフェのコーヒーをがぶ飲みしてあげたいくらいゾッコンラブ!!!