またまた劇場映画をハシゴ。
さすがに2週連チャンはきつかったのか、ぐったり。
その日の夜にはおいしいディナーをいただきました。
映画を見終わった後のメシはうまい。
脳味噌が記事にする言葉を探す。
頭がぐるんぐるん。
一日で3本の世界を思考するのは体力を使いますね。
「終戦のエンペラー」もいろんな意味で考えてしまいました。
あらすじは....
1945年8月30日、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の司令官としてダグラス・マッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が日本に上陸。彼は日本文化に精通している部下ボナー・フェラーズ(マシュー・フォックス)に、太平洋戦争の真の責任者を探し出すという極秘任務を下す。わずか10日間という期限の中、懸命な調査で日本国民ですら知らなかった太平洋戦争にまつわる事実を暴き出していくボナー。ついに最大ともいうべき国家機密に近づくが、彼と敵対するGHQのグループや日本人たちの一団が立ちはだかる。
日米が手を取り合った日を映し出す。
日本人俳優が多数出演。
日本人ならまずは見るべき作品。
知っておかなければならない歴史を見る。
戦争という罪はどこからきたのか。
日本が今、こんなにも平和な理由。
まずは、知ろう。
そこから始まる。
来年、三十路だからですか。
なんか。
なんか、イライラする。
日本人、あやふや。
国民性ってやつですか。
フェラーズも調査していて相当ムカついたかもしれないが、このグレイな感じは私だってイライラする。
なんせ、白か黒かハッキリしたい性格なもので。
マシュー・フォックス演じるフェラーズの切ない恋。
美しい恋人、初音映莉子。
とても好演。
ただ、綺麗すぎる。
年の差ありすぎる。
マシュー、おっさんすぎて不倫に見える。
私が来年、三十路だからだろうか。
やっぱり、イラっとする。
進んでいるようでまったく明確にならない調査。
劇場で叫びたくなったのは私だけか。
どこまでが史実なんだ。
どこからがフィクションなんだ。
分からなくて、気になる一方。
でも。
私は、やっぱり日本人なのです。
ラストの15分、私の目頭が熱くなったのは隠れた愛国心のせいでしょうか。
あれだけなのに。
グッときてしまった.....
「愛、アムール」では、ビクともしなかった涙腺が...
動いた。
心を掴まれた。
神として崇められた昭和天皇。
戦争を始めた罪人はだれか。
日本国民か、天皇か、その側近たちか。
本当は戦争を始めた時点ですべてが罪。
どの国が最初だったのか。
そんなことはただの愚問でしかない。
戦争がない今の日本。
戦争に払った犠牲と得た平和。
韓国や中国なんかは、日本の罪を今だに忘れていない。
それなのに、日本は忘れている。
過去に背負った罪を。
平和だからこそ知っておかなければならないのに。
犠牲の上で成り立っている平和。
世界では、戦争がまだなくなっていないことを肝に銘じなければならない。
ちぶ~的ジョーンズ度4
思ったよりジョーンズの出演時間は短め。だけども、圧倒的存在感。サングラスにパイプ。私的には缶コーヒーを持ってほしかったので1ポイント減。