涼しい。
というより寒い。
オンボロアパートのせいなのか。
それとも。
まさか。
今年の夏は終わりだって言うんですか。
去年と比べると信じがたいくらいの冷夏。
去年の今頃は、毎日のように35度以上の日が続き、チャリ通でヒーヒー言ってたのに。
こんなものなのか、夏って。
期待しないで夏の終わりを待とう。
また、暑さがぶり返すなんてことはありませんように。
「ホワイトハウス・ダウン」を見たってこの暑さなら余裕ですよ。
むしろ熱さに勝ちすぎてしまいました。
あらすじは......
大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)。不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは武装グループに挑む。
ザ・アメリカン。
ホットドッグとポップコーンを手に、革ジャンを着て見よう。
すべてがアメリカ色。
軽くてダイナミック。
窮地にはマッチョメン。
ドレスコードはタンクトップ。
国家は意外にちょろい。
奪うのも守るのもお手軽です。
若造。
重厚さはない。
いい男。
意外に実直。
文句はたれない。
きっとチャラ男。
子供がいるから控えてるだけ。
どんな時もジョークは忘れない。
チャニング・テイタムの顔はそんなキャラにぴったりなご当地顔。
どんな衝撃にも負けない鉄板の胸板。
実は引き立て上手だったジェイミー・フォックスがいい感じ。
キュートな娘を演じたジョーイ・キングは、大女優になりそうな予感。
しかし、まさかマギー・ギレンホールがこんな使われ方だなんて。
普通の映画にマギーは似合わない。
あの垂れた頬は、なんのためにあると思っているんだ。
贅沢に使われてしまったマギー。
変な期待しちゃったー。
あまりにも見やすいこの夏にぴったりのアメリカンアクション。
見ても見なくてもいい楽ちんさ。
カラッカラなハッピーエンド。
私の好みは....
心臓飛び出るくらいの絶対死んだでしょと思うくらいのアクション。
コッテコテの脂が流れる最強のおっさん。
じどっじどなくらいアクドイ冷酷な悪党。
この3つが揃ってないと満足できない体なんです。
見終わったら、熱い坦々麺が食べたくなりました。
ちぶ~的万人受け度5
とにかく見やすい。全く疲れない。見ても見なくてもいいけど、見れば絶対に楽しめるアクション映画なり。