相棒がヒドイ。
この前いつ結婚するんすかと質問攻めにしたせいだろうか。
昼休憩中、わざわざ彼氏にラブコール。
なぜ、同僚の目の前で電話をするのか。
そして。
飲みに行っていいかという確認をしだす。
彼氏にわざわざ飲みに行く許可をとらないといけないって.......
なんじゃそりゃ。
私はそこですでに気持ち悪かった。
夏バテのせいではない。
甘い声で結構長めに話すものだからさらに食欲が失せる。
見せつけたかったのはわかっている。
でも、なぜかまったく羨ましく思えない。
どうせなら、恋っていいものだと思わせてくれ。
「恋のロンドン狂騒曲」のように、恋をすればいいってもんじゃないのかしら。
あらすじは........
アルフィ(アンソニー・ホプキンス)とヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)は長年連れ添ってきたが、結婚40年目にして破局を迎える。あまりのことにひどく動揺したヘレナは自殺未遂を起こし、一人娘サリー(ナオミ・ワッツ)は困惑する。だが、実は彼女自身も売れない小説家の夫ロイ(ジョシュ・ブローリン)との間に問題を抱えており……。
切り取られたある周辺の恋愛。
垣間見る恋の経過。
ウディらしい甘いようでそうでもない、ほろりと苦い恋。
恋は妄想。
妄想が恋。
大人だからこそ陥る甘い罠。
大人の恋は厄介。
年をとったからって利口になるわけではない。
何歳になっても恋は平等だ。
夢を見て、自分を偽り、自分を見失う。
年をとればとるほど痛々しくなる現実。
逃れることのできない人生の終焉に近づく。
幻想に求める幸せ。
恋は愛ではないのに。
恋の先は決して愛だとは限らないのに。
どうしても、そう信じたくなるまやかし。
恋は、破滅の始まり。
掴んだ愛を手放してでも欲しくなる魅惑の幻。
愛は安定。
恋は不安定。
それなのに、なぜ人は恋を選びたくなるのか。
愚か者なギャンブラー。
恋に賭けて大当たりしたらと欲張る。
恋がただの愛以上になる気がして。
そんな大人たちにクスっと笑う。
バカだなって他人事みたいに。
だけど、どうでしょう。
そういう自分もハマってないだろうか。
想い人、恋人、パートナー。
本当に現実だけを見て、恋ってできるのですか?
ちぶ~的ウディワールド度5
ここには始まりも終わりもない。どうにもならないリアル。気付かないうちに出来事は進んでる。自覚がない恋が一番怖い。50">