前の職場の人と飲み会。
つまみは文句。
私の退社後の様子を聞いた。
どうやら私の代わりに入った新人には、皆気を遣っているらしい。
さすがのXもビビったのだろう。
私と同じ苦しい思いをしていなそうでよかった。
一体、私の何が悪かったのか。
考えても分からない。
今は、辞めるきっかけを神様が与えたのだと思うことにする。
何事にも価値がある。
また、前を向いて歩けばいい。
ただ、それだけ。
「遊星からの物体X ファーストコンタクト」のそれと、理解できない人間は似ている。
むしろ人間に見えたXは、エイリアンが複製した人間だったのかもしれない。
あらすじは........
ノルウェーの南極観測隊が、氷の中に閉じ込められた未知の生命体を発見。古代の生物ではないかと推測され、その調査のために考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が彼らの基地に向かう。だが、生命体は解凍されて長い眠りから覚醒。しかも、それはほかの生物の体内に侵入しては、細胞を同化して宿主そのものに擬態する、宇宙からやって来た生命体だったのだ。突如として宿主の肉体を破壊するように変形しては襲い掛かる生命体によって、彼らは誰が同化されているのか判断できない状況になっていき……。
私が思うに、ジョン・カーペンター作品は沈黙が多くタメが長い。
時に、退屈に感じるときもある。
前作、『遊星からの物体X』もそんな嫌いがある。
もちろん、そこがジョン・カーペンターホラーの世界観でもある。
今作は私の苦手な嫌いが少ない。
期待してた以上に続編の割にはオリジナルにブレることなく心を掴む。
これぞクリーチャー。
触手が見るものを取り込む。
わかっちゃいたけど、カートさんがいない。
あの無駄なハードボイルドの欠落。
寂しい。
ただ、今作の主役が女性という設定は成功。
賢い女は笑わない。
色気も別にない。
なのに、カートさんに負けない説得力。
意外に普通のこと言ってるのに。
ホラー女優認定。
次は洞窟あたりで戦ってください。
パッカーン。
グッチャ。
ニョロ。
どれも最高の造形。
怖いというよりありがとう。
まず。
くっついたり、割れたりします。
基本、蜘蛛歩行で。
ずっと複製したままでいればいいのに、出ちゃいます。
嘘はつけない質でして。
人間でも動物でもなんでもいけるんです。
好き嫌いないんですよ。
見た目がちょっとグロですけど。
慣れたらかわいいかもしれません。
しかし。
心理戦は相変わらずお得意。
演技力も半端ねぇ。
見破るのは困難でしょう。
今のうちに虫歯になっておくといいですね。
解決策、今のところありません。
得体の知れない人には要注意ですよ。
理解できないと思ったら虫歯の有無を確認。
でも、気を付けて。
二人っきりになると危険です。
バーナー、持ち歩きましょう。
警報アラームより実用的。
効力絶大。
忍び寄る触手に、いち早く気づきましょう。
何事も予防対策が肝心なんです。
ちぶ~的感謝感激雨嵐度5
劇中の凍るような嵐は私の感謝度を示している。ラストまでオリジナルファンへの敬意で溢れている。