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巨大生物の恐怖「SF巨大生物の島」

「SF巨大生物の島」

住んでいるアパートの階段は時々怖い。

 

信じられないくらいデカイ蛾が生息していたりする。

 

何を食べたらそんなに大きくなるのだと問いかけたいくらいだ。

 

もちろん、怖すぎるので近寄りはしませんが。

 

なんでもでかすぎるのは不気味。

 


「SF巨大生物の島」の巨大生物はかわいく見えたから不思議。


原作は、ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』らしい。

 

どこが神秘なのかは分からない。

 

だって大胆なのだ。

 

きっと原作とは大いに違うと予想する。

 

このタイトルに込められた意味...

 

確かに間違ってはいないけどどこやら腑に落ちない。

 

それでも最後までにやにやしながら見てしまう。

 

愛され映画なんですよ。

 

 

 

特撮は、レイ・ハリーハウゼン

 

「原子怪獣現る」もそうだったが、この人の特撮は味がある。

 

今見てしまうととてつもなくショボイ映像なのだが、私はこのショボさが大好きだ。

 

身近な生物が巨大している島。

 

ただそれだけである。

 

SFとつけた辺りに狡さを感じずにはいられない。

 

 

あまり身の危険は感じさせない巨大生物たち。

 

怖いというよりありがたいじゃないか。

 

というか、気の毒になる。

 

でかくなっても犠牲になることに変わりはない。

 

一番怖いのは、「うまい」と言いながら貪り食う人間たちだ。

 

どこの世界も弱肉強食。

 

生きるって大変なのだ。

 

 

一番ほのぼのしたのはネモ船長。

 

本人は、大真面目。

 

キリリと着こなしたファッション。

 

真面目なだけに必要以上に間抜けに見える。

 

なぜそうなったのかは誰も聞けない雰囲気。

 

それでもあのリーダーシップには、有無を言わさずついていってしまう力がある。

 

...私も見習いたい。

 

あのファッションは真似できないけど。

 

 

得体の知れない場所。

 

謎の生物。

 

理由は...

 

運命はどこにあるのだろう。

 

そんなことを考える前に生きなければならない。

 

生命力が人間をバカにする。

 

とりあえず、何でも食えればそれでいい。

 

そんな単純明快な思考って追いつめられれば追いつめられるほどなくなっていく。

 

そう考えたら、このサバイバル術はなんだかとても真っ当で正しい気がしてくるから不思議です。

 

 

 


ちぶ~的蟹さん度5

蟹の登場に大興奮。あの大きさなら一体いくらくらいの価値になるだろうとか余計なことを考えてしまいましたよ。