『いつだって悪いのは人間よ。』
昔の特撮映画って大好きだ。
白黒だけど、映像は様々な工夫を凝らしていて当時の技術を堪能するには一番分かりやすい分野だ。
古臭いと決めつけないで、若人にも見てほしい(笑)
巨大なゴリラのジョーは、飼い主のジルにはとても忠実。
純粋すぎるジルとジョーは、都会の大人に利用される...
それって現代でもよくある話だ。
人間の欲望はどこまでも深く、愚かだから。
追い詰められていくジョーが不憫で、暴れるシーンはもっとやれ!と叫びたくなる。
自然と人間の共存は、まず人間が愚かさを捨てるところから始めなければならない。
むしろ、人間の存在自体がこの世界にとって一番不自然なのかもしれない。
よくある特撮映画だが、ジョーに感情移入してしまってなんだかとても感動してしまったのは五月病のせいではないと思うのですよね。
ちぶ~的猿人度5
赤ちゃんの時はあんなにかわいかったのに、大人になるとこのサイズになっちゃうなんて!エサ代を考えるとぞっとしますね(笑)
本日紹介した映画は...
猿人ジョー・ヤング (1949)
MIGHTY JOE YOUNG
- 監督 アーネスト・B・シュードサック
解説...- アフリカの奥地で巨大な類人猿が発見された。だがそれはこの地で父親と暮らす少女ジルの飼っているゴリラ、ジョーだった。ジョーは興行師の手で、ハリウッドのナイトクラブへ見せ物として連れてこられるが……。ジョン・フォードがメリアン・C・クーパーと組んだ<アーゴシー・ピクチャーズ>の提供による“巨猿特撮映画”。
(Yahoo!映画より引用)